おはようございます!学猿です。

前回は、髪を染めることを受け入れて働き始めたところまでを書きました。

 

 

今回はその続きです。

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まだ終わらない

 

今回のトラブルの発端は、会社の上司が僕の髪を染めるように命令してきたことです。
その命令を「差別」だと感じた僕が、抵抗したことによって話がこじれました。
ですが僕が髪を染めることを受け入れたのですから、この問題は解決した訳です。

ですが、この話はここではまだ終わりません。
第二ラウンドがあります。

 

第二ラウンド

 

第二ラウンドが始まったのは、僕が髪を染めて働き始めた約2年半後でした。

きっかけは、営業所内でのパワハラ問題。
ある営業所(僕が勤めていたのとは別のお店)の店長が、部下に対してパワハラと思われる言動や行動を取っているというものでした。

この事実を東京本社の経営陣が知ったことにより、他店でも同じようなことが起きていないか調査するように指示が飛んだのです。
それにより、全社員に対しての聞き取り調査が行われることになりました。

この話を聞いた時、僕の中で2年半封印してきた感情が沸々と湧き上がってきました。
全てを話すチャンスが来たと思いました。

 

信用できない

 

但し問題がありました。
それは、今回の聞き取り調査を行う(各社員の話を聞く)のが、K部長(本社人事担当)とH部長だったからです。

K部長は、僕が髪を染めるように言われた時に真っ先にSOSを出したものの、全く取り合わず、指示に従うように言った人物です。
H部長は、僕に髪を染めるよう命令した上司の直属の上司です。

僕には、この二人を信用できることが出来ませんでした。
もし話をしても、封印されるか、捻じ曲げて伝えられるかのどちらかだと思いました。

根拠はあります。
K部長は、今回のパワハラ騒動の時、いち早くその情報をキャッチしていましたが、上層部への報告をしていませんでした。
それは、僕の現在の妻が当時K部長の部下であり、このパワハラ問題を現場から直接聞き、報告しているので間違いありません。

その報告を行った上で口止めされたのは僕の妻(当時の彼女)です。
ちなみに僕の妻はこの一件で心を痛めてしまい、最終的には退職に至っています。

もう一人のH部長は、本社時代の僕の上司です。
僕が本社時代、先輩社員が外部の人間を勝手に車に乗せたり、ちょっとした商品(金銭)のやり取りをしている事実を知ることがありました。
その事実だけで何らかの不正があったとは言い切れませんでしたが、状況は黒に近いグレーでした。

その事実を僕はH部長に報告しましたが、結果的には無視されました。
先輩社員に事実確認することなく、何もなかったように封印されてしまいました。

過去にこれらの出来事がある以上、この二人の部長は信用できません。

他の人はどうか知りませんが、僕には到底信頼に値する人物だとは思えませんでした。

ではどうするか?
僕は策を講じることにしました。

つづく

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