おはようございます!学猿です。
前回は、5つ目のポイントである「⑤どの程度の金額を投資に回そうと思っているのか?」について書きました。
今回は、気を付けるポイントの6つ目です。
前回の記事↓
⑥何故その投資を始めようと思ったのか?
投資、投機話で気をつけなくてはいけないポイント6つ目は、
「⑥何故その投資を始めようと思ったのか?」
です。
「投資を始める理由なんてそんなもん、資産を増やすために決まってるやんけっ!」
という声が聞こえてきそうです。
確かに投資を始める理由は、資産(お金)を増やす為がほとんどでしょう。
では何故、色々とある投資の中から、今目の前にある投資を選択したのでしょうか?
自分自身で決める
自分が投資を始めるにせよ、あなたの大切な人が投資を始めるにせよ、今まで行っていなかったことを始めるには、何らかの理由があります。
そして、投資を始める理由は、そのほとんどが「資産(お金)を増やしたいから」で間違いありません。
ですが、「どの投資対象を選択するか?」は、その人の投資に対する考え方や、性格、最終的な目標、現在の資産状況などにより、違いが生ずる可能性があります。
今回のケースであれば、あなたの大切な人がある投資を始めようとしています。
「投資」という行動自体には全く問題はありませんが、「何を選ぶか?」で結果が大きく変わる可能性があります。
それは細かい「銘柄」だけでなく、もっと大きなカテゴリとして「株式、債権、不動産、FX・暗号通貨・・・etc」など、様々な投資対象の中から、どのカテゴリーを選ぶかでも勿論変わります。
未来は誰にも予測出来ません。
何が正解で何が不正解かなんて、やってみなくては分からないことがほとんどです。
ですので、何を選んだからと言って、それが詐欺や詐欺まがいのものではなく、勝つ確率も負ける確率も同じようにあるのであれば、あとは本人の気持ち次第です。
しかしながら、この「⑥何故その投資を始めようと思ったのか?」について、はっきり自分の口で説明出来る人は稀です。
百歩譲って自分の口で説明出来なくとも、動画や書籍などを提示し、「この中で言われている(書かれている)内容が、とても納得のいくものだから」と、でも言ってくれれば、それで構いません。
その場合はその中身を確認して、問題なければGOをかければ良いだけです(結果として損失を出すことになったとしても)
ところが多くの場合、「〇〇で言ってたから」「△△に書いてあったから」「□□さんが薦めているから」という、理由にならないような理由が出てきます。
投資であれ何であれ、人生を左右するかもしれない行動を取る時に、自分の頭で考えることなく、主体性の欠片もない状態で判断することは、自らの人生に対して失礼極まりない態度だと僕は思います。
その選択の結果未来がどうなるかは分かりませんが、自分自身の頭を使い、納得のいくまで調べ、時に周りの人にアドバイスを貰いながら、最後は自分自身で決めることが大切だと考えます。
「やらない後悔よりやった後悔」
僕はそう考えていますが、同じやるにしても、自分自身で決めて行動する必要があります。
後々他責してしまうような行動なら、それは自分で決めたとは言えないのです。
投資において、「何故その投資を始めようと思ったのか?」は、自分で考えて決められているかどうか?
その点を測るために必要な問いかけなのです。
つづく