おはようございます!学猿です。

前回は、パチンコ・パチスロで元々負け組だった僕が、期待値を考えるようになってから勝てるようになり、遂にはパチプロとして生活するようになった話をしました。

 

 

今回は期待値を考える上で、僕がプロとして活動していたパチンコ・パチスロを題材にお話します。
ただし、前回も書いたように、僕は皆さんにパチンコ・パチスロを打って欲しい訳ではありません。

ただ、考え方を知って欲しいだけです。
その辺りは、お考え違いなきようお願いします。

 

パチスロは機械

 

パチンコとパチスロは、知らない方にとっては同じようなものに思えるかもしれません。
しかしながら、期待値を考える上では、そのゲーム性には違いがあります。

昨今のパチンコはやや複雑なので、まずは僕がメインに打っており、生活の基盤となっていたパチスロの期待値についてお話します。

まずパチスロは機械です。
当たり前のことに思えるかもしれませんが、結構大切なポイントですので認識しておいて下さい。
パチスロは機械なんです。

そして、ゲーム機(遊技機)でもあります。
古くはインベーダーゲームからPlay Staition5のソフトに至るまで、ゲームには色々とありますが、機械で遊ぶゲームには、どれにも必ずゲームの内容がプログラムされています。

パチスロも勿論例外ではありません。
メーカーが作った段階で、ゲームの内容はプログラムされています。
またその中身は、合法的なギャンブルとして成立している関係から、厳しくチェックされています。

そしてパチスロにはそのプログラムの中に、「設定」と呼ばれる、遊技結果をコントロールするプログラムが必ず組み込まれています。

 

設定とは?

 

「設定」とは何なのか?

それは、それぞれの機械の払い出し枚数を決める為のランクみたいなものです。
少し難しいと思いますので、一つ例を挙げます。

 

設定 機械割
設定1 96.6%
設定2 99.4%
設定3 102.2%
設定4 104.8%
設定5 106.5%
設定6 107.7%

 

上の数字は、パチスロ4号機時代に大人気だった、「押忍!番長」という機種の機械割表です。
「機械割」とは、期待値と同じだと考えて貰って差し支えありません。

上の表でいくと、設定1と2は期待値がマイナス。
設定3~6は期待値がプラスということになります。

数字の見方としては、設定1の場合、1,000枚コインを入れると、966枚が戻ってくる設計だということです。
逆に、設定6の場合だと、1,000枚コインを入れると、1,077枚が戻ってくる設計だということです。

ここまで大丈夫でしょうか?

パチスロの場合このようにして、どの程度出すか、どの程度出さないのかをコントロールします。
当然ですが、このゲームの結果で勝ちたいのであれば、設定3以上の台を打つべきです。
もっと言うのであれば、設定6を打つべきです。

パチスロの場合、期待値を考えるということは≒設定を考えることと言えます。

僕はパチプロ時代、よりよい設定の台を探して打ち続けてきました。
他にも期待値を出す方法はありますが、基本的にはこの一点の集約されます。

負け組時代は、期待値(設定)なんて考えたこともありませんでした。
それが、期待値(設定)という概念を知り、より良い期待値が出る台を探すようになってから、勝てるようになりました。

そこにからくりなんてありません。

「期待値がプラスの勝負をいかに多く出来るか」

これが投資・投機・博打、いずれにおいても絶対的な基本中の基本です。

 

パチンコ屋さん視点

 

逆の視点から見てみます。

パチスロ台を置いて営業しているのは、言わずと知れたパチンコ屋さんです。
パチンコ屋さんは会社です。
営利目的で営業を行っています。

パチンコ屋さんはどうすれば儲かるのでしょうか?
色々なやり方があるかもしれませんが、基本的にはお客様にご遊技頂き、その遊技の結果、使ったお金の方が持って帰るお金より多ければ良いのです。
客側から見れば、「負けた状態」になってくれれば良いのです。

では、その「出る・出ない」をどのようにしてコントロールするのでしょうか?

それが「設定」です(パチスロの場合)

ある一台ではなく、お店全体の設定配分を考えて利益が出るように調整します(客側から見れば負ける状態)
パチンコ屋さんの中には、勝つ人もいれば負ける人もいます。

お店によっては、ある一日だけを見れば、お店側が負ける(赤字)日もあります。

ですが全体で見れば、お店は儲かるように設定を組みます。
だって営利目的なのですから、儲けが出ないとやっていけません。

その基本となるのが、設定=機械割=期待値なんです。

極端なことをを言えば、全台設定1で営業して、フル稼働すればお店は超高確率で儲かります。
逆に、全台設定6で営業してフル稼働されたら、お店は超高確率で赤字になります。

もう一度視点を戻して見てみれば、「設定の高い台=より期待値の高い台」を数多く打てば、勝てる確率は高くなります。

 

今日のまとめ

 

今日は少し難しかったと思います。
ただ冒頭で書いたように、「期待値」というものの考え方を知って貰うのが主旨ですので、もう一度そこは認識しておいて下さい。

 

・パチンコ、パチスロは機械

・パチスロの期待値は、プログラムで決まっている

・設定が高い=期待値が高い

・パチスロで勝ちたければ、設定が高い=期待値が高い台をより多く打てばよい

 

つづく

 

 

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