おはようございます!学猿です。
前回まで、パチプロ生活を送ることで起こり得る、身体に対する悪影響あるあるについて書いてきました。
ただパチプロ生活を送っていると、悪影響が及ぶのは身体だけではありません。
今回はその点について書いていきます。
前回の記事↓
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精神面への負担
僕が「元パチプロでした」と言うと、一定数の方が、
「良いな~、毎日パチンコ(パチスロ)を打って生活出来るなんて、最高じゃないですか!俺もやってみたいなぁ~」
と、仰います。
言いたいことは分かります。
毎日の通勤が嫌。
仕事自体が嫌い。
人間関係に疲弊している。
もう何かも一旦ストップして、自由気ままな生活が送りたい!
そんな気持ちで日々を過ごしている人から見れば、朝から晩までパチンコ・パチスロを打って生計が成り立っているパチプロを見れば、「楽そうで良いなぁ~」と感じるでしょう。
ですが、前回までに書いたように、パチプロ生活が身体に及ぼす悪影響はなかなかのものです。
加えて、その人の性格やプロとしての稼ぎ、または生活レベルにもよりますが、精神面へ負担がかかる場合もあります。
お金の不安
パチプロになる人のきっかけは人それぞれです。
しかしながら、ほとんどの人はパチンコ・パチスロで勝てると思ってパチプロになります。
もう少し厳密に言えば、パチンコ・パチスロで勝てている人がパチプロになるケースが圧倒的です。
僕の場合も一年間働きながらパチスロを打ち、その収支がプラスになっていたことで自信を持ってパチプロになりました。
「パチンコ・パチスロは勝てるもの」
そう考えてスタートするのです。
でも当然ですが、ずっと勝ち続けられる保障なんてありません。
大きな意味で捉えれば、未来への保障なんてどんな仕事をしていてもありませんが、現実問題として一般的な仕事をしている人、特に決まった月給を貰っている人が、来月喰うに困らないだけ稼げるかどうか?に怯える場面はほとんどないでしょう。
けれどパチプロは、その不安に襲われるシーンが結構あります。
めちゃくちゃ多くの金額を一日で負けた時。
連敗が続いて勝てなくなった時。
通っていたお店が渋くなった(出さなくなった)時。
プライベートな問題で、多くの支出が発生した時。
決まった収入がない上、社会的な信用を持たないパチプロは、少しの金銭的ダメージが大きくメンタルに影響します。
その人の性格による部分もありますが、心が壊れる寸前までいってしまい、精神がボロボロの状態で田舎に帰っていた元同業者がいました。
幸いにして僕はパチプロ生活をスタートした時からそれなりに順調でしたし、7年間のパチプロ生活の中で、金銭的に窮したことは一度もありませんでした。
それは、パチプロとしての収入が安定していたことに加えて、僕自身があまりお金を使わないタイプだということが影響しています。
身体的な悪影響ほど、どのパチプロに対しても起こり得る「あるある」ではありませんが、お金の不安から来る精神面への負担は、パチプロあるあるの一つです。
つづく