おはようございます!学猿です。

これまでパチプロ物語として、パチプロになったきっかけや、パチプロとしての考え方。

パチプロあるあるや、社会復帰に至るまでについて書いてきました。

今回から、僕が実際にパチプロから社会復帰するまでについて書いていきます。

前回の記事↓

 

 

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34歳

 

僕がパチプロとして活動していた期間はおよそ7年間。

その間は一切他の仕事などすることなく、ただひたすらにパチンコorパチスロを打ち続けてきました。

年齢でいうと26歳~33歳の期間を、パチプロとして過ごしてきたました。

こうやって改めて見てみると、多くの人たちが社会人として仕事をバリバリ覚えていって、会社内で戦力となるべく大きく成長する期間を、僕はパチンコとパチスロを打つことだけに費やしてしまったのだと思い知らされます。

僕が社会復帰を決めてパチプロを引退しようと思った時は34歳になる年でした。

2024年現在であれば、34歳はまだ就職活動がしやすいでしょうか?

めちゃくちゃ若いわけではありませんが、そこまで歳を重ねているという判断でもないでしょう。

年齢フィルターで弾かれる可能性はまだ低いかもしれません。

ですが、当時は2007年。

今ほど労働者の年齢が高くない時代です。

34歳という年齢は、再就職には少し厳しい状況でした。

 

空白期間

 

年齢もそうですが、それ以上に僕が再就職するにあたり大きな壁となったのが、

「空白期間」

です。

7年もの間まともに仕事をしていないのです。

その間、僕は何のスキルも身につけていません。

何の経験もしていません。

自分自身の成長が全くない・・・というか、退化しているような状況でした。

ただただ重ねてしまった年齢と、その時間に何もしてこなかったことによる劣化。

その事実が、社会復帰するにあたり大きな障壁となりました。

ですがそれらは、実際に僕という人間を雇い、仕事をさせてみないと分からない点が多いのも事実。

最大の壁は、「その前」にありました。

 

履歴書

 

僕がパチプロから社会復帰にあたり、最大の壁となったのは、

「履歴書」

でした。

7年間の空白があります。

完全に社会から離脱していました。

この空白の期間を、面接して下さる会社の方に伝える必要があります。

ですが、流石に履歴書に「パチプロ」とは書けません。

何とか面接まで辿り着いたとしても、そんな履歴書を出したら、十中八九面接に落ちることでしょう。

でも、何も書かない訳にはいきません。

どんな仕事をするか?

どんな仕事をしたいか?

それ以前の段階で、履歴書に何と書くか?

パチプロから社会復帰を目指す僕にとっては、あまりに大きな問題でした。

つづく

 

 

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