おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
大阪弁
大阪弁(Osaka dialect) 24 ぬかす(NUKASU)
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ぎょうさん(GYOUSAN)
今日の大阪弁は、
「ぎょうさん」
です。
聞いたことはあるでしょうか?
大阪弁の「強さ」で言うと、わりと強めのことばです。
僕のような50歳以上の人ならよく使いますし、若い人でもそれなりに使うことはあると思います。
音として聞いた時に、知らないと聞き取れない可能性が高いことばなので、ここでしっかり覚えておいて下さいね。
意味(meaning)
大阪弁の「ぎょうさん」は、
「たくさん」
という意味で使われます。
意味としては難しくありません。
数が多くあることを「ぎょうさん」と言います。
例(example)
では、例文にいきましょう。
例1
「またぎょうさん買うて」(たくさん買ったねぇ)
何か物をたくさん買った人に対して、「思いのほか数多く買ったんだね」という意味で使っています。
この例文の「また」には、あまり意味はなく、枕詞(まくらことば)や感嘆(かんたん)の意味で使っています。
そして「買うて」は「こうて」と発音します。
例2
「そんなぎょうさん頼んで食べられるん?」(そんなにたくさん注文して全部食べられるの?)
一番よく使われるパターンです。
「ぎょうさん=量がたくさんある」
と覚えてもらえればOKです。
まとめ
「ぎょうさん」も、とても大阪弁らしいことばです。
普段からよく使われるので、聞くことも多いでしょう。
ちなみに、「ぎょ」の部分にアクセントがつきます。
自分で使う時には、そのあたりに気をつけてみて下さい。
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!