おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。

今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!

前回のことば↓

 

 

 

かなんなぁ(KANANNAA)

 

今日の大阪弁は、

「かなんなぁ」

です。

男の人で、特に40歳以上の人がよくつかう言葉です。

若い人が使うイメージはそこまでありませんが、全く使わないということもありません。

大阪弁の中でも、使われることが多い言葉の一つです。

 

意味(meaning)

 

大阪弁の「かなんなぁ」は、

「困ったなぁ」

「大変だなぁ」

という意味です。

 

例(example)

 

では、例文にいきましょう。

 

例1

※駅に向かって歩きながら

「かなんなぁ、間に合えへん」(困ったな、間に合わない)

 

乗りたい電車があるのに、時間が間に合わない。

そんな時に思わず口から出ている感じです。

いかにも困っている。

大阪人ならこの言葉からそんな状況がイメージされます。

 

例2

A.「すまん!急な仕事で行かれへん」(ごめん!急な仕事が入ったから、行けなくなった)

B.「え~!かなんなぁ、もうみんな集まってんで」(え~困ったな、もうみんな集まってるよ)

 

友だちみんなと食事をする約束をしていたのに、一人が仕事で来られなくなった連絡を受けた場面です。

 

例3

「かなんなぁ、もう時間があんまあれへん」(困ったな、もう時間があまりない)

 

仕事やレポートの提出、待ち合わせの時間など、期限が迫っているのにもうあまり時間がない。

そんな困った状況、大変な状況の時に使います。

 

まとめ

 

「かなんなぁ」はとてもシンプルに、困った時に、困った気持ちを伝えられることばです。

誰かと一緒にいる時に、「かなんなぁ」とつぶやいてみて下さい。

「どないしたん?」

と、優しい大阪人があなたのことを気づかってくれますよ。

ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!

 

 

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