おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
うっとこ
今日の大阪弁は、
「うっとこ」
です。
この言葉だけを聞いて、すぐに分かる人は少ないかもしれませんね。
日本語ネイティブでも、関西出身や関西に住んだことがない人は、ピンとこないかもしれません。
でも、大阪では割と聞く機会が多い言葉です。
意味(meaning)
大阪弁の「うっとこ」は、
「私の家」
という意味です。
我が家(わがや)とも言えますね。
うち=私
ところ=家
という意味で、発音は僕の予想ですが、「うちのところ→うちのとこ→うっとこ」という変化だと思います。
「うち=私」がすでに大阪弁であり、それが音の変化で「うっ」になっているので、初めて聞いてすぐに反応するのはなかなか難しいでしょう。
例(example)
では、例文にいきましょう。
A.「昨日のドラマ見逃してん」(昨日のドラマ、観ることが出来なかったの)
B.「録画してるから、うっとこに観においでや」(録画しているから、私の家に観においでよ)
うっとこにおいで=私の家においで
という意味です。
A.「昨日の飲み会でスマホ忘れてん」(昨日の飲み会に参加した時に、スマホを忘れてきてしまつたの)
B.「安心し!うっとこにあるで!」(安心して、私の家にあるよ!)
スマホを忘れてしまったら、本当に最悪(さいあく)の事態(じたい)ですよね。
でも友だちが持って帰ってくれていて一安心。
うっとこにある=私の家にある
です。
まとめ
もし大阪の友だちに、「うっとこにおいでよ」と言われたら、喜んで下さい。
その友だちは、あなたともっと仲良くなりたいと思っています。
逆に、仲良くなりたい大阪人がいたら、あなたから「うっとこにおいでよ」と誘ってあげて下さい。
喜んで遊びに来てくれる・・・はずです(笑)
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!