おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
におてる
今日の大阪弁は、
「におてる」
です。
使われる機会はめちゃくちゃ多いと言うわけではありませんが、大阪人になら誰でも通じることばです。
特に女性の方は、知っておいて損のない言葉です。
意味(meaning)
「におてる」と聞くと、「におっている=くさい」という印象(いんしょう)を持つかもしれませんが、そうではありません。
意味は全くちがいます。
大阪弁の「におてる」は、
「似合っている」
という意味です。
服や髪形など、主に見た目に対して使うことが多いです。
例(example)
では、例文にいきましょう。
A.「おっ、髪切ったんや!」(おっ、髪切ったんだね!)
B.「昨日、美容院行ってきてん」(昨日、美容院に行ってきたの)
A.「におてるやん!」(似合ってるよ!!)
Bさんの新しい髪形を見てAさんが、「似合っているね」と褒めています。
A.「あれ?その服初めてみんな」(あれ?その服初めて見るね)
B.「先週、アウトレットで買ってん」(先週、アウトレットで買ってきたの)
A.「よーにおてるやん!」(とても似合ってるよ!!)
使い方は先ほどの例1と同じです。
今までみたことがなかった新しい服を着ているBさんのことを、Aさんが褒めています。
この「よー」は「とても」や「すごく」という意味です。
「めっちゃ」とも言い換えられます。
まとめ
「におてる」は、見た感じ、その人に合っている。
あなたによくお似合いよ、という意味で使うので、相手にポジティブな印象を与える言葉です。
なので、積極的に使ってOKです。
その人の顔や体型そのものについてよりも、服装や髪形などについて褒める言葉なので、失礼にあたる可能性も低いです。
僕のようなおじさんが若い女性に使っても、ギリ、セクハラにならない・・・はずです。
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!