おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
なんぎ
今日の大阪弁は、
「なんぎ」
です。
この言葉は、大阪弁の中でも難しい言葉だと思います。
ですが、聞く機会は多いですので、しっかり覚えておきましょう!
意味(meaning)
大阪弁の「なんぎ」は、
「難しい」
「困った」
という意味です。
困っていて難しい様子を「困難(こんなん)」と言いますので、「困難な状態・状況」という意味もあります。
例(example)
では、例文にいきましょう。
例1
A.「友だちがお金を返してくれへんねん」(友だちが貸したお金を返してくれないの)
B.「そらまたなんぎな話やな」(それは困った話だね)
貸したお金を返して欲しいのに、返してくれない。
「困っている=なんぎ」
です。
例2
※家のパソコンが壊れてしまって・・・
妻.「どう?パソコン治りそう?」
夫.「いやぁ~、これを治すんはなんぎやで~」(いや、この状態のパソコンを修理するのは難しいよ)
壊れたパソコンを元の状態に戻したい。
けれども、専門家でもない旦那さんには「修理することが難しい=なんぎ」です。
例3
※いくら注意してもお店の中を走り回る子供に対して
親.「あんたホンマ落ち着きのない子やなっ!なんぎな子やで」(あなたは本当に落ち着きがないね!困った子だわ)
何度注意して言う事を聞いてくれない。
「困った子供=なんぎな子」
です。
まとめ
「なんぎ」は最近の若い人はあまり使わないかもしれませんが、40歳以上の大阪人であれば結構よく使います。
大阪人が「なんぎな~」と言っている時は、何か困っている可能性がとても高いです。
是非話しをよく聞いて上げて下さいね。
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!