おはようございます!学猿です。
前回は、退職前に経理職での面接が決まったところまでを書きました。
今回はその続きです。
予定通り
面接をして頂ける会社までは、自宅から約40分。
純粋な距離的にはそこまで遠くないのですが、乗り継ぎと駅からの距離が結構ある為、少し時間がかかります。
前日に電車の時間と会社の場所を確認。
朝は少し早めの起きて、持ち物の確認をしてから余裕を持って家を出ます。
道中特に問題なく、面接の20分前に面接を受ける会社前に到着。
会社の入り口を確認した後、予定通り近くのコンビニで一息ついてから、面接の5分前に会社に向かいます。
ここまでは何の問題もなく、シミュレーション通り。
緊張感はありますが、息を整えて呼び出し用の受話器を取ります。
大きな部屋
受付の方に面接に来たむねを伝え、部屋に案内して頂きます。
面接の部屋の広さを特にイメージしてはいませんでしたが、思っていたより大きな部屋です。
部屋の真ん中には大きな机がいくつか並べて置いてあり、椅子の数もかなりあります。
来客用の部屋ではなく、完全に会議室です。
何人の方が面接に来られるのか少しビクつきましたが、ジタバタしても始まらないので、部屋に飾られてある写真や社訓などを読みながら面接官を待ちます。
待つこと約5分。
面接官の方が部屋に入って来られました。
男性と女性が一人ずつで、お二人とも僕より少し年上かな?という印象です。
面接官の方から着席を促されたので着席。
名前と面接の機会を頂いたお礼を述べ、いよいよ面接のスタートです。
肩透かし
まずは履歴書と職務経歴書を渡します。
お二人がそれぞれをじっくり確認されたのですが、この待っている時間が一番緊張しました。
沈黙が続くのが緊張の一番の理由ですが、何たって僕の履歴書と職務経歴書には「元パチプロ」と書かれています。
恐らく、そんな応募書類を見たことは一度もないはずです。
この後何を聞かれるのか・・・それを考えると、緊張度が一気にハネ上がります。
ですが、面接官からの質問はほとんどありませんでした。
聞かれたのは志望動機ぐらいです。
パチプロの件についても、「へ~、パチンコで生計を立てられてたんですか、凄いですね」で終了です。
コレには肩透かしを食らいましたが、そこを深堀りされなくて良かったと思いました。
質問がほとんどなかった代わりに、面接官から業務についての説明が大半を占めました。
強いメッセージ
面接官の方が強く何度も仰ったのは、
・中小企業の経理は、簿記のテストのようにはいかない
・まずは達成する目標数字があり、そのゴールとなる数字から逆算して数字を作っていく
・定時はあるが、数字が作れなければ帰れない
・厳しい注文も出すがついてこれるか?
と、言った内容でした。
売上があって経費を引き、営業利益が出たあとで、本業以外の増減を加味して経常利益を出し・・・
なんてことはしないんだと。
まずは税引き前の純利益を確定させてから、その数字がどうやったら達成出来るかを考え、下から数字を埋めていくのだと。
状況に応じてその数字が上手く作れなければ、家には帰れないのだと。
時に理不尽とも思える指示を出すが、耐えられるのか?と。
要約すると、大体こんな感じでした。
コレを聞いて僕は、「嫌だな」「厳しいな」とは思いませんでしたが、初めから「厳しい職務であることを覚悟して入社しろよっ!」という面接官からの強いメッセージを感じました。
つづく