おはようございます!学猿です。
少し前に、
「このブログのタイトルは、高卒!アラフィフ!元パチプロ学猿の日本語教師への道でしたね」
「ここ最近は英語学習の話やら、投資に関する話やらを書き連ねており、すっかりブログタイトルと関連しない話ばかりになっておりました(汗)」
と書きましたが、曲がりなりにも日本語教師を自称しており、かつブログを使って発信しているにも関わらず、とても大きな話題に触れてきておりませんでした。
遅まきながら、そろそろ「国家資格となった日本語教員について」書いておきます。
国家資格
2024年4月に法律が改正され、新たに日本語教師が、
「国家資格」
になりました。
これは、第二言語としての日本語の教育に関わる者としてはとても大きなトピックです。
加えて、これから日本語教師を目指す人にとっても、よく理解しておくべき話題です。
この話題は当然ながら僕自身、とても関わりのある話です。
ですので、まずは自分自身の認識を深めるためにブログに書いていきます。
また、こんな僕でも「日本語教師に興味があるので、詳しく話を聞かせて貰えませんか?」というお声を頂くことがあります。
ですので、これから日本語教師を目指す方に向けて、かみ砕いて説明するためにブログに書いていきます。
とは言え、多くの方がブログやその他の発信ツールを使って説明されています。
それらをご覧頂くことで、この少しややこしい国家資格について理解することは可能です。
ですがここでは学猿らしく、難しい言葉や専門用語をなるべく排除して、詳しい大事な部分は一次情報である文化庁にお任せして、なるべく簡単でイメージしやすい説明をしていきます。
大前提
まず今回法律で定められた日本語を教える為の国家資格ですが、その名を、
「登録日本語教員」
と言います。
どうですか!センスのない名前でしょう。
いや本当に、もう少しマシなネーミングがあったでしょうに・・・
まぁ名前はともかく、「登録日本語教員」という国家資格が誕生しました。
これにより、日本語を教える為には資格を取る必要がある・・・訳ではありません!
もう一度言いますが、
「資格がないと日本語を教えられない訳ではありません!」
大前提として知っておいて欲しいのですが、別に国家資格を持っていなくても、日本語を教えることは出来ます。
自動車免許を持たずに車を運転すれば罰せられます。
医師免許を持たずに医療行為を行えば捕まります。
ですが、登録日本語教員の資格を持たずに日本語を教えても、罰せられませんし捕まりません!
では何の為の国家資格なのか?
これは、文化庁・・・いやこういう言葉も邪魔ですね。
お上が認定した日本語学校で日本語を教える場合には、登録日本語教員の資格が必須です。
「お上が認定した日本語学校」
これは断定はしませんが、いわゆる留学生に日本語を教える学校だと思って貰えれば、完全ではないにせよ、大体合っていると思います。
逆に言えば、
・知り合いの外国人に日本語を教える
・お上が認定していない学校(日本でいうところの英会話学校のようなイメージ)で日本語を教える
・地域のボランティアで日本語を教える
・オンラインプラットフォームで日本語を教える
・個人と契約して家庭教師として日本語を教える
などは、登録日本語教員の資格がなくても可能です。
今日のまとめ
・2024年4月より国家資格「登録日本語教員」が誕生した
・お上が認定した日本語学校で教える為には、資格が必須
・「お上が認定した日本語学校」≒留学生に日本語を教える機関と考えても良いはず
・「お上が認定した日本語学校」以外で日本語を教える場合、資格は不要
※このブログ記事は、学猿が調べて汲み取った内容及び、個人的見解が含まれています
正確な情報を知りたい方は、必ず一次情報である文化庁の発表内容を確認してから行って下さい
つづく