おはようございます!学猿です。

前回は、自分の言葉を直接経営陣に伝えるべく、聞き取り調査時に策を講じたところまでを書きました。

 

 

今回はその続きです。

 

このシリーズを最初から読む↓

 

 

 

予定通り

 

聞き取り調査当日。
僕は事前に組み立てていた予定通りに行動しました。

僕の順番が回ってくる前に、東京本社の営業本部長にメールを送りました。
内容は、2年半前に起きた、僕の髪を染めるように命令したきた一連の流れについての全て。
自宅で作成したエクセルファイルを添付し、メールを送信しました。

メールを送信した数分後、僕の聞き取りの面談が始まりました。

 

録音

 

直接の聞き取り面談に際しても、僕は対策をしていました。

それは、「録音」

スマホの録音アプリを起動させ、録音状態にしてから面談に挑みました。
簡単な対策ですが、何かの時の役に立つ可能性は多いにあります。

「言った、言わない」・「聞いた・聞いていない」・「○○という意味だと思った」

そんな状況に陥った時に、録音データは役に立ちます。

社内の聞き取り調査。
しかも、半分は形式的な面談において、そこまでする必要があるのか?
当時の僕にそんな考え、迷いは一切ありませんでした。

やれることは全てやる。
関わる人間は基本的に全て信用しない(東京の経営陣以外)
そんな気持ちで一杯になっていました。

今思えば、この当時の僕はかなり前のめりな状態でした。
妻に相談をしていましたが、例え止められていても止まらなかったと思います。

「差別を受けた」

そんな思いが、強く僕の心を支配していましたし、その鬱憤を全てぶつけるチャンスは今しかない!と、思っていました。

この当時、自分がどんな顔をしていたか覚えていませんが、きっと、悪い顔になっていたのではないかと思います。

 

第二ラウンド開始!

 

いよいよ面談がスタートしました。
K部長より今回の面談の趣旨が伝えられ、僕に対して社内でのパワハラに関する聞き取りが始められました。

僕は開口一番、パワハラを受けたことを言いました。
そして、それは両部長も当然認識している状態だとも伝えました。

2年半前に髪を染めるよう命令された事実を、K部長には直接僕から。
H部長には、直属の部下から報告が上がっているはずだからです。

両部長は鳩が豆鉄砲を食ったような顔していました。

僕は口調こそ穏やかでしたが(録音してるからね)二人に対して、「あなた達もその片棒担いでいると思っているよ」という気持ちを込めて話しました。

聞き取り調査が行われるにも関わらず、間を全て飛ばして営業本部長にメールを送ったこと。
直接の面談で両部長に宣戦布告的な発言をしたこと。

これにより、僕の染毛バトル第二ラウンドの火蓋が切って落とされました。

つづく

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事