おはようございます!学猿です。

前回は、僕が受講した日本語講師養成科の学科の授業内容について書きました。

 

 

今回は、実技の授業内容について書いていきたいと思います。

※下記内容は僕が個人的に経験したことと、調べた内容に基づいて書いています。実際に公的職業訓練を受ける方は、最寄りのハローワークで必ずご確認ください。

 

模擬授業

 

実技の授業内容は、

「模擬授業」

でした。

授業を担当する生徒がホワイトボードの前に立ち、同級生のみんなの前で授業を行うスタイルでした。

「模擬授業」と言う名の通り、外国人留学生を相手に見立てた授業を実際に行いました。

 

使用教材

 

模擬授業に使用した教材は「みんなの日本語」でした。

日本語教育の現場で、最も使用されている本の一つですね。

講師の方が、「第一課・練習Aの1~3番は○○さん」「第一課・練習Aの4~6番は○○さん」という風に担当する箇所を事前に振り分けていき、割り当てられた文型を、各自が授業していきました。

明確な時間制限はありませんでしたが、一人だいたい25分程度を目安に授業を行いました。

50分の授業の前半で生徒一人が模擬授業を行い、後半の25分で講師の方のフィードバック(生徒全員で共有)を受けるのが基本パターンでした。

 

スタイルは様々

 

模擬授業を行うにあたっての、「教案の作成・使用するイラストや写真の用意・授業の組み立て方」などは、受講者が自身で考えて行いました。

ですので、授業スタイルは様々。

板書が多い人、少ない人。

イラストや写真を使う人、実際の実物を使う人。

ちょっとした寸劇を入れる人や、生徒役の人に沢山質問する人。

etc

受講者それぞれが自分で考え、自分なりの授業を作っていきました。

驚いたのは、最初の模擬授業から上手な人が多かったことでした。

教員免許をお持ちの方や、保育士だった方、音楽の指導をしていた方など、何かしらの指導経験がある方が複数いらっしゃたのもあったと思いますが、これまでに「授業」のようなことを経験したことがなかった方の中にも、初めてだとは思えないぐらい上手な方がいらっしゃました。

模擬授業の回数は一人4回。

回数を重ねるごとに授業が上手になる方も当然いて、他の人の授業を見ているだけでも、色々と勉強になりました。

 

感想

 

模擬授業を行ってみての感想は、

 

・事前準備が大変

・センスはある

・経験で上手くなる

・十人十色

・やって良かった

 

 

でした。

学科の授業は学科の授業で、知識として沢山の学びがありましたが、実技(模擬授業)は個人学習では得られない経験があったので、より学びが多かったです。

どうしても試験対策の側面が強くなってしまう学科よりも、まさに外国の方に語学を教える「実践」だったので、個人的にはより充実した授業時間でした。

次回は、模擬授業を行って(受けて)みた感想を、もう少し深堀りしてみたいと思います。

続く

 

 

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