おはようございます!学猿です。
先日Cafetalkのオンラインレッスンで、素敵な体験をしました!
皆さんに聞いて貰いたいので、ブログ記事にさせて貰います。
Zさん
今回素敵な経験をさせてくれた生徒さんのお名前はZさん。
簡単なプロフィールは、
・韓国在住
・40代男性
・日本語が流暢
・英語も流暢
です。
当然韓国語はネイティブなので、3か国語を操れることになります。
凄いですね!
お悩み相談
今回Zさんがリクエストして下さったレッスンは、
「お悩み相談」
僕が出しているレッスンの中で最もレッスン時間が長いので、それを理由に選ばれる方もいらっしゃいます。
ですが、今回のZさんは時間で選んだのではなさそうでした。
それは、リクエスト時のコメントを読めば明らかでした。
Zさんのコメントには、簡単な自己紹介があり、その最後に、
「これからの人生の悩みについて、経験のある先生のアドバイスを聞きたいと思っています」
と、書いてあったからです。
コレには、ガチの人生相談が待っている匂いを感じざるをえませんでした。
仕事の悩み
Zさんには、「事前に伝えておきたいことがあれば言って下さいね!」と、お伝えしましたが、特に返答はなし。
Zさんの抱えるお悩みは、当日になるまで全く分からない状態でした
今回のレッスンはビデオ通話ありで行いました。
つまりZさんの表情が確認できる状態ということです。
どんな悩みか分かりませんが、声のトーンだけでなく、表情も確認できるのは助かります。
少しホッした気持ちでレッスン開始です。
簡単な挨拶を済ませると、すぐに本題に。
早速、Zさんのお悩みを聞かせて貰うことにしました。
Zさんからは最初に、「悩みが2つある」と言われました。
早速一つ目の悩みを伺うと、それはお仕事のこと。
詳しくは書けませんが、日本から上層部の方が来韓される予定であり、その対応をZさんがしなければならないというものでした。
会社の上層部の方が来られる。
しかも相手は日本人。
文化の違いもあるので、失礼のない対応がどのようなものなのか?
Zさんは真剣に悩まれていました。
このお悩みを聞いて、僕のレッスンをリクエストして下さった理由が分かった気がしました。
「日本人+男性+ある程度社会経験があると思われる年齢」
恐らくZさんは、この三つを満たす講師を探していたのでしょう。
そこで、僕を見つけて、「プロフィールをよく読まずに」、見た目で判断されたのだと推察します。
だって、僕のプロフィールには、「世界でたった一人の元ギャンブラー日本語講師」って書いてるんですよ!
僕が逆に講師を選択する立場なら、絶対にスルーするプロフィール欄です(苦笑)
僕からのアドバイス
元パチプロだろうが、一般的な会社での経験がなかろうが、そのことはZさんには関係ありません。
講師として指名されている以上、生徒さんのお悩みには真剣にお答えするのみです。
Zさんから、日本から来る人数。
そして、その方の簡単なプロフィールを伺いました。
その上で、僕からのアドバイスは以下の通り、
A.仕事中は、当然ながら業務のことについて、しっかり答えるのみ、特に他のことは考えずに、ただただ自らの仕事について分かりやすく簡潔に答えられる準備を整えておきましょう
B.業務が終わった後に食事の席などがあるのであれば、基本的にはZさんからは仕事の話は避ける
C.Zさんの好きなこと、興味のあることを話題に出し、積極的に話かけてみましょう
A.は特に説明不要でしょう。
もし不安な部分があるのであれば、しっかり準備を整えることで、不安の解消に繋がる可能性が高いです。
B.は相手の性格にもよりますが、Zさんから仕事の話を振る必要は全くないはずです。
食事の席で仕事の話を嫌う方であれば、仕事の話をするのはNGです。
もし相手が仕事の話をしてきたのであれば、そこはある程度乗ってあげて、あとはCに繋げるタイミングを計るのが良いと考えました。
最後のCがポイントかな?と。
Zさんの日本語はかなり流暢で、会話に詰まることが全くないレベルです。
ですが、会社の上層部の人間であり、初対面の人間と話すとなれば、その場面での日本語力が落ちる可能性は十分に考えられます。
それに、相手の方が好きなことや得意なことが、Zさんにも分かる内容の話だとは限りません。
もし、全く知らない世界の話になってしまった場合、そもそも単語などが分からず、会話が弾まない確率が爆上がりしてしまいます。
で、あるならば、Zさんの方から、自分の好きなことや興味のあることを話していき、その中で、共通の話題があるかを見つける方が、場の雰囲気を崩さないためには上策だと思います。
自分から積極的に話すことで、「心を開こうとしている」という印象を持って貰える可能性もあります(勿論、相手の性格にもよりますが)
自分の好きや得意なことであれば、日本語に詰まることもあまりないでしょう。
もし、相手の方も似た趣味を持たれていたり、興味を持っておられれば、そこから会話が弾む可能性は大いにあります。
幸いにもZさんは色々と好きなものをお持ちで、僕が少し聞いただけでも、いくつか興味のある得意分野が出てきました。
相手が複数なので全員に合わせることは難しいかもしれませんが、一人でも話の弾むカテゴリーを見つけられれば、沈黙が続く最悪な空間は避けられるはずです。
僕はそう考え、Zさんにアドバイスしました。
一生懸命
僕のアドバイスが正しいかどうかは分かりません。
僕は一般的な企業で働いたことがありません。
僕は元ギャンブラーです。
僕はお酒が飲めません。
僕はいわゆる「接待」というものをしたことがありません。
それでも自分なりに真剣に考え、状況をイメージし、自分ならどうするか?を頭の中でシミュレーションをし、一生懸命お答えしました。
内容はともかくその姿勢が伝わったのか、Zさんは納得してくれて、多くの感謝の言葉を述べてくれました。
そして、「悩みが一つなくなりました!」と、言って下さいました。
まずは一つ目のお悩みに対するお答えには満足して頂けました。
続いては二つ目のお悩みですが、このお悩み相談において、僕自身今までに日本人ともしたことが無いような、とても深いお話をさせて頂くことになりました・・・
つづく