おはようございます!学猿です。

先日、十回目となるオンラインレッスンを行いましたので、報告したいと思います。

 

プロフィール

 

今回の生徒さんも前回同様、今までにレッスンをしたことのない、いわゆる新規の生徒さんでした。

生徒さんのプロフィールで分かっていたのは、

・台湾出身&在住
・若い男性(スカイプの写真から判断)
・日本語能力試験N1合格

でした。

しかも今回は、リクエストの段階で話したいテーマも書いて送ってくれていました。

今回は、事前準備をしっかりして挑める状況でした。

 

面接

 

今回の生徒さんのお名前を「Kさん」とします。

Kさんから事前に頂いたトークテーマは、

「面接」

でした。

僕とのレッスンから4日後に、台湾で日本企業のアルバイトスタッフの採用面接を受けることが決まっていました。
この面接対策として、僕とのレッスンを希望して頂きました。

 

シミュレーション

 

今回は今までと違い、レッスン内容をほとんど決めた状態でレッスンに挑みました。

具体的には、僕自身が面接官になったつもりで、恐らく聞かれる可能性が高いであろう質問を想定し、Kさんに質問していくスタイルを取りました。

そのやり取りの後で、良かった点、言い換えた方が良い点、言わなくても良い点などをフィードバックするようにしました。

Kさんは流石はN1レベルだけあって、受け答えがしっかり出来ていました。
想定していた面接場面においては、特に大きな問題はないように感じたので、それをそのままお伝えしました。

 

Kさんの不安

 

それでもKさんには不安があるようでした。

それは

「スピーキング力の弱さ」

でした。

リスニングに関しては、ほぼ正確に日本語を聞き取れるものの、自身が話すとなるとスムーズに言葉が出てこない。
そこが自身の弱点だと思われていました。

Kさんは、

「N1を持っているのに、この程度しか喋れないのか!・・・と、思われたらどうしよう」

という不安を持っていました。

確かに、会話の途中でどもってしまったり、同じ言葉を何度も発してしまう場面はありました。
ですが、外国の方が日本語を話していることを考えれば、問題にならないレベルだと感じました。
僕はそのままの感想をKさんにお伝えしました。

しかし、僕の感想を伝えただけでは、Kさんの不安は解消されません。
僕なりにKさんにいつくかのアドバイスをさせて頂きました。

 

・上手く話そうとしない → 伝わることが大切(難しい言葉や言い回しをする必要はない)

・自分を大きく見せようとしない → 今のKさんの実力で十分アピールできる

・過去の経験はしっかり伝える → 台湾の企業で同様の職種で働いた経験あるので

・「緊張している」・「言っている言葉の意味が分からない」など、感じていること、思っていることはそのまま伝えてOK

 

まとめ

 

Kさんのリクエスト文やレッスン内容から、今回の仕事を是が非でもゲットしたいという気持ちが伝わってきました。

僕のアドバイスが役に立つかどうかは分かりません。
Kさんがどのように受け取られたかも分かりません。
面接の結果がどうなるかも分かりません。

ですが、今回のレッスンに関しては、

「どうすればKさんが面接に合格できるか?」

を真剣に考えて、自分なりのアドバイスがしっかりできたと思います。

最後に、

「面接では緊張してしまうと思いますが、できるだけで構わないので、力を抜いて、自然体で面接に挑んで下さい」
「日本から、Kさんの面接合格をお祈りしております」
「もし良ければ、結果を教えて下さいね」

と、メッセージを送りました。

もしKさんから報告があれば、またここでシェアさせて頂きたいと思います。

 

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