おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
なんぼ(NAMBO)
今日の大阪弁は、
「なんぼ」
です。
大阪弁の中でも有名なことばの一つだと思います。
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
意味(meaning)
大阪弁の「なんぼ」は、
「おいくらですか?」
という意味です。
英語なら「How much」です。
これが基本的な使い方ですが、別の意味で使うこともあります。
それは、
「どれだけ、どのくらい」
という意味です。
こちらも、大きさを表す(あわらす)意味ですが、お金がいくらか?だけに使う訳ではありません。
どちらかと言うと、「とても」や「すごく」に近い意味で使われます。
例(example)
では、例文にいきましょう。
「この魚なんぼなん?」
(この魚はおいくらですか?)
とても基本的な使い方です。
「その服めっちゃかわいいやん!なんぼしたん」
(その服とてもかわいいね!値段はいくらしたの?)
こちらも基本的な使い方です。
物の値段を聞くときに使います。
「なんぼほど寒いねん!」
(どれほど寒いの!=とてもとても寒いっ!)
ネイティブ大阪人がよく使う表現(ひょうげん)です。
自分が思っていたより○○。
考えていなかったほど○○。
の時に使います。
○○の部分(ぶぶん)には形容詞(けいようし)が入ることが多いです。
「なんぼほど大きいねん!」
「なんぼほど遠いねん!」
などです。
買い物の時に
大阪に旅行に来た際には、ぜひ、気軽(きがる)に「なんぼ」を使って下さい。
買い物をする時に、「おっちゃん(おばちゃん)これ、なんぼなん?」と使ってみるのが自然で良いと思います。
そうすれば、「誰がおばちゃんやっ!お姉さんと呼べお姉さんと」と、「まさに大阪!」を体験できるかもしれません。
(もし本気で怒られても、学猿は責任を取れませんが 苦笑)
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!