おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
たいたん(TAITAN)
今日の大阪弁は
「たいたん」
です。
これは少し聞きなれないことばかもしれません。
このことばが普通(ふつう)に出てくる人は、ほぼネイティブ大阪人だと考えて構いません。
どんな意味か予想(よそう)できますか?
ちなみに、このことばを見て(聞いて)、すぐに、
「進撃の巨人」
が、頭に浮かんだあなた!
あなたとは仲良くなれそうです(笑)
意味(meaning)
大阪弁の「たいたん」は、
「炊いたもの(たいたもの)」
という意味です。
調理(ちょうり)の工程(こうてい)には、焼く(やく)や、炒める(いためる)などがありますが、その中の一つに、「煮る(にる)」があります。
関西地方では、「煮る」を「炊く(たく)」と表現することがあります。
ですので、「たいたん」は、煮た料理のことを意味します。
例(example)
では、例文にいきましょう。
例1
A. 「もうお腹いっぱいやわ」(もうお腹いっぱいだよ)
B.「マジで!まだ小芋(こいも)のたいたん残ってるで」(本当に!まだ小芋の煮物が残ってるよ)
例2
「こないだのアレ美味しかった・・・ほら、大根たいたんあったやん」
(この間のアレおいしかった・・・ほら、大根を煮た食べ物があったでしょ)
ディープな大阪弁
「たいたん」を使う場面は限られています。
普段(ふだん)はあまり使うことはないかもしれません。
ですが、聞いた時に反応(はんのう)できると、大阪人から「おっ!たいたんの意味分かるんや、やるやん」と、思って貰えます。
かなりディープな大阪弁ですが、これを機会に、覚えてみて下さいね。
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!