おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。

今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!

前回のことば↓

 

 

 

べべ

 

今日の大阪弁は、

「べべ」

です。

パッと聞いてもあまりイメージがわかない言葉だと思います。

使われる場面も限定的(げんていてき)ではありますが、THE大阪弁とも言える言葉ですので、紹介いたします。

 

意味(meaning)

 

大阪弁の「べべ」は、

「びり」

「最下位」

という意味です。

競争や順位などで、一番下の成績のことを「べべ」と言います。

全く同じ意味で「べった」とも言います。

どちらも同じ意味で同じように使います。

 

例(example)

 

では、例文にいきましょう。

 

例1

A.「この間の運動会でべったやってん」(この間の運動会で最下位になったの)

B.「しゃ~ない、しゃ~ない、運動が得意な奴もおれば、苦手な奴もおるって」(仕方ないよ、運動が得意な人もいれば、苦手な人もいるよ)

 

運動会での成績が「最下位だった=べっただった」です。

 

例2

※野球の話です

A.「阪神はいつまでべべやねんやろうな?」(阪神はいつまで最下位の位置にいるんだろうね)

B.「もう来年に期待やな」(今年はもう諦めて、来年に期待だね)

 

順位が最下位であることを「べべ」と言っています。

 

まとめ

 

「べべ(べった)」は、日々の会話の中でそれほど多く使われません。

ですが、何か順番を決めるような話題の時は、出てくる可能性が高くなります。

この言葉が使われた時に、「べべ=最下位」だと知っておけば、会話を止めずに、スムーズに話しを盛り上げることが出来ますよ!

ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!

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