おはようございます!学猿です。

前回、ようやく日本語教育能力検定試験受験を決め、残された2ヵ月弱の期間、過去問を解くことに集中した結果、勉強への拒絶反応が出た状態で試験当日を迎えたところまで書きました。

 

 

今回は、その続きです。

 

 

神戸大学

 

 

いよいよ試験当日を迎えました。

大阪在住の僕の試験会場は、神戸大学六甲台地区鶴甲第1キャンパスでした。

当日、職業訓練コースのクラスメートと最寄り駅で待ち合わせ、タクシーに相乗りして試験会場へ入りました。

受験票を見ながら自分がテストを受ける教室に入り、座席を確認したところでまずは一息。

トラブルなく、無事に試験を受けられる準備が整いました。

試験が始まる前に一度席に座ってみたところ、座席の前後の幅が狭く、かなり窮屈さを感じました。

僕は身長が183cmあるので仕方のないことかもしれませんが、長丁場の試験だけに、若干不安を感じながらのスタートとなりました。

 

 

手応え

 

日本語教育能力検定試験は、

 

試験Ⅰが90分

試験Ⅱが30分

試験Ⅲが120分

 

の3部構成。

試験時間は全部で4時間ですが、途中の休憩時間や行き帰りの時間を入れれば、完全に一日仕事。

試験が終わった時は、かなりの解放感がありました。

試験終了後の手応えはと言うと・・・かなり厳しいと感じていました。

僕は試験Ⅱの聴解問題がかなり苦手なのですが、試験当日もあまり出来た感覚はなく、恐らく正答率は5割か6割程度。

そして、試験Ⅲに至っては、時間が足りずまともに考えられませんでした。

「塗り絵」

になることはありませんでしたが、問題文を読んだら第一感で答えを決めてマークシートを塗り、次の問題へ・・・

そんな解答の仕方を、15問程度しなくてはなりませんでした。

※その15問は全て文法問題

自身の作戦として問4から解き始めて、最後まで解いたら先に記述問題を書き上げてしまい、最後に頭に戻って文法問題にとりかかった為

そんな出来栄えでしたので、試験が終わった時点で、

「また来年やな」

と、思いました。

 

試験終了後、駅への帰り道でクラスメートと合流。

あーだこーだ話ながら自然と数人で食事へ。

試験終了の解放感とクラスメートとの談笑のお陰で、脳と手の痺れは収まり、少し元気を取り戻して試験日を終えました。

 

結果

 

 

検定試験終了後は落ち着いて・・・とはいかず。

試験終了後すぐに、新しく入社する会社の研修を受け(10月上旬に、日本語や外国人材とは全く関係のない会社に入社が決まっていた為)

10月31日には、職業訓練コース最終日を迎え、共に学んだクラスメートとお別れ。

翌、11月1日より、再就職先で勤務開始。

と、少々バタバタ。

そして、新しい職場にも慣れ、少し落ち着いてきた12月26日。

郵便受けに、日本語教育能力検定試験の結果が入っていました。

僕は試験結果が大きな封書だと合格で、ハガキだと不合格とは知らなかった為、ドキドキしながら開封。

その結果は・・・何と合格!!!

 

試験Ⅱがいつも通り出来なかったこと。

試験Ⅲの時間が足りず、しっかり考えられなかったこと。

記述問題を何度も何度も書き直したこと(これのせいで時間が足りなかった)

マイナス要素が多く、本当に自信がなかったので、嬉しい感情以上にかなり驚きました。

とは言え、合格は合格です。

間違いなく、自分の写真が貼られた合格証書が手元にあります。

受かった最大の要因は、スロプロ時代に鍛えられた勝負師としての勘なのでは?と、本気で思っています(マークシートは1/4で当たるから)

ともかく、最初のご挨拶のページで書いた、

「自他ともに認める持たざる者」

である私学猿が、ここに一つ、武器となる結果を手に入れました。

思った以上に長くなってしまいましたが、ここまでが、僕の日本語教師を目指すまでの道のりです。

ここからは、せっかく検定試験に合格したのですから、日本語教師への道を本格的に目指していきます!

 

 

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