おはようございます!学猿です。

前回は、僕が受講した日本語講師養成科の実技(模擬授業)の授業内容について書きました。

 

 

今回は、実技(模擬授業)の個人的な感想について、深堀してみたいと思います。

 

 

おさらい

 

僕が模擬授業を行って(受けて)みての感想は、

 

・事前準備が大変

・センスはある

・経験で上手くなる

・十人十色

・やって良かった

 

です。

 

事前準備が大変

 

最初の感想は、

「事前準備が大変」

です。

模擬授業を行ってみて一番思ったのが、「準備が大変だなぁ~」でした。

僕たちに振り分けられる文型は大体2~3パターンでしたし、授業時間も約25分と、実際に日本語学校などで行われる授業時間に比べればかなり短いものでした。

それでもかなり四苦八苦しました。

外国の方に教える為に、

「どう言えば伝わるのか?」

「分かり易い例文はどんなものか?」

「イラストや写真はどんなものを使えば良いか?」

「実際の授業の進行はどうしていけば良いか」

「時間配分はどうすれば良いか」

etc

これらを考え教案に落とし込む・・・特に初回の模擬授業前は本当に苦労しました。

「大変だろうな」と、イメージを持っていましたが、実際に行ってみると想像以上に大変でした。

 

センスはある

 

次の感想は、

「センスはある」

でした。

コレは僕に授業のセンスがあるという意味ではなく、人によって教えることが得意な人、あまり得意ではない人がいるという意味です。

どんなことであっても、初めから上手くこなす人と、何度やってもあまり上手くいかない人がいるのですから、授業を行うことに対しても個人差があって当然です。

ですが「言語を人に教える」という事ですら、完全未経験の方でも上手に、面白く出来る方がいらっしゃったのは驚きでした。

何にでも「センスのある人っているんだなぁ~」と、感じました。

 

経験で上手くなる

 

お次の感想は、

「経験で上手くなる」

です。

先程の「センスはある」とやや矛盾するかもしれませんが、「回数を重ねるごと上手くなるんだなぁ~」と感じました。

コレも当然と言えば当然なのですが、1回目よりも2回目、2回目より3回目と、授業が上手になる方が多かったです。

初めは緊張もあってか、バタバタした授業内容だった方が、最後の授業でスムーズに行っているのを見て「経験は大切だな」と、感じました。

ただ、僕を含め、初回からあまり変わらない方もいらっしゃったので、やはり少々矛盾するのですが、経験さえ積めば上手くなる訳ではないとも思いました。

この辺りはセンスなり、修正能力なり、他の能力が必要なのかもしれません。

 

十人十色

 

次の感想は、

「十人十色」

です。

模擬授業を行うにあたって決められていたのは、おおよその時間と担当する文型のみ。

授業の進行方法や、使用するサブ教材などは自由でした。

なので、授業の内容は本当にバラバラで、ここに個性が溢れていました。

自分の好きなことや得意なことに結び付けて教える方。

教科書に忠実に教える方。

自分で絵を書いてサブ教材を作成する方。

何故か自己啓発・カウンセリングみたいなことを始める方(←僕です)

etc

本当に十人十色。

同じ「授業を行う」にしても、それぞれの個性やキャラクターが出ていて本当に面白かったですし、色々と気付かせて頂きました。

 

やって良かった

 

最後の感想は、

「やって良かった」

です。

模擬授業を自分で実際に行ってみて気付いたこと。

他の人の模擬授業を見て、感じたこと、気付いたこと。

コレらは、実際にやってみたからこそ感じられたことです。

本当にやってみて良かったと思っています。

僕は人前に立つのがあまり得意ではありません。

訓練コースの説明会の時にも、模擬授業があることを聞いた時は、正直「やりたくないな」と思っていました。

実際に模擬授業を行った時には、最初から最後まで手が震えてしまい、ホワイトボードに上手く字が書けませんでした。

ですが、終わった後で振り返ると、経験出来て良かったと思っていますし、経験させて頂いて感謝の気持ちいっぱいです。

模擬授業は大変でしたが、学びの多い、素敵な体験でした。

続く

 

 

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