おはようございます!学猿です。
前回は、投資・投機を「行わない」合理的な理由として、「より多く稼ぐ」という考え方を考察してみました。
ただ、確かに合理性はあるのですが、「一気に解決に向かう」という人はそれ程多くないというのが、学猿の考えです。
今回は別の角度から、投資・投機を「行わない」合理的な理由が成立するパターンを考えてみたいと思います。
必要がない
投資・投機を「行わない」合理的な理由が成立するのは、
「投資・投機を行う必要がない」パターンに入る人だと考えます。
簡単に言えば、
「お金(資産)を増やす必要がない人」
と言い換えることも出来るでしょう。
初めに書きましたが、投資・投機を行う目的は、お金(資産)を増やす為である場合がほとんどです。
であるならば、そもそもお金(資産)増やす必要がない人にとっては、わざわざ逆に減らすリスクのある、投資・投機を行う必要がありません。
立派な投資・投機を行わない合理的な理由です。
資産を持っている人
とは言え、多くの方にとってお金(資産)は大切なものであり、ほとんどの方が「増やせるものなら増やしたい」とお考えなのではないでしょうか?
当然ながら、僕も「増やしたい」と考えている一人です。
では、お金(資産)を増やす必要がない人とは、どのような方々でしょうか?
真っ先に思いつくのは、
「既に一生安泰な資産を持っている人」
いわゆる、お金持ちの方でしょう。
別に今よりお金が増えなくても、十分生きていいけるだけの資産を築いており、それを安全資産として確保出来ている状態であれば、投資・投機を行う理由がありません。
が。
お金持ちほど投資を行っているのもまた事実。
この辺りは、興味深いポイントですね。
人生観
次に考えられるパターンは、思想というか人生観的に、多くのお金を必要としていない方でしょう。
本当に必要最低限のお金で生きていく術を身につけていて、かつ、その生き方が自分らしく大好きな人にとっては、投資や投機を行う必要はほとんどないかもしれません。
このパターンに該当する方は、そもそも自分の人生を自分で考えて生きています。
僕がこのシリーズでお伝えしたい、「自分で判断出来るようになる」という点において、既に自分の強い意志で投資・投機を行わないと決めている訳です。
一度きりの自分の人生を自分らしく生きる為には、最低限のお金があれば十分であり、投資や投機で資産を増やす行動が全く必要のないものだと、自身の人生観に則って決めておられます。
この決断に対して、外野がとやかく言う権利も必要もないのです。
僕のこのブログ記事も、全く不必要です。
フェーズ
最後に考えられるパターンとしては、
「年齢的に増やすフェーズではなくなったパターン」
です。
残念ながら人間はいつか死んでしまいます。
そして、亡くなった後には、お金を持っていくとは出来ません。
自身の子供や孫たちに一円でも多くのお金を残したいっ!と、強く思っている方を別とすれば、ある程度の資産を持ち、ある程度の年齢に達すれば、もうリスクを取ってお金を増やす必要はありません。
そこからは、それまでに蓄えた資産をどう使うか?
というフェーズに入ってしかるべきでしょう。
とは言え、この辺りも個人の考え方によりますので、当然ながら全ての人にあてはまる訳ではありません。
あくまでも、投資・投機を行わない理由として、合理性が感じられる理由の一つとして挙げさせて頂いてるに過ぎません。
ここまで述べてきたケースについても、あくまで僕の考えです。
何度も何度も繰り返しますが、このブロク記事では、皆さんが投資・投機を行う/行わないの判断を、ご自身の考えで決められるようになって貰うことを目的としています。
今回の記事を通じて、ご自身でも、投資・投機を行わない合理的な理由を考えてみて貰えればと思います。
次回からは、投資・投機を行う理由、そしていよいよ具体的な考え方に突入していきます!
今日のまとめ
・お金(資産)を増やす必要がない人は、投資なんてしなくて良い
・既に一生安泰な資産を持っている人は、投資なんてしなくて良い
・必要最低限のお金で生きていくという価値観を持っている人は、投資なんてしなくて良い
・年齢的に増やすフェーズではなくなった人は、投資なんてしなくて良い
つづく