おはようございます!学猿です。
ここまで永らくお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
パチプロ物語、最終話でございます。
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お金に厳しい
今までに経験したことがない新しい仕事内容はとても面白いものでしたが、雇用条件のあまりの悪さに、そのまま勤めることにためらいが生じました。
「会社と条件面で話し合う」
という選択肢もありましたが、働き始めて一か月で感じたことがあったので、条件面で話し合うという手段は取れませんでした。
僕が感じたのは、
「経営者がお金に厳しいこと」
でした。
会社を経営する以上、お金にシビアになるのは当然です。
ですが僕が感じたのは、経営者としてではなく、一人の人間としてお金に厳しいという点でした。
失礼を承知で書かせていただきますが、お金にとてもがめつい印象がありました。
いわゆる「守銭奴」です。
それは、給与明細からも感じられましたし、経営者の日頃の言動と行動からも感じ取れました。
仕事内容が面白かったので続けたかったのですが、経営者に対してそのような人間であると判断してしまった以上、長く勤めることは出来ません。
僕はまたたった一か月で、退職することを決めました。
再度転職活動
前回のパチンコ店に続き、またまたすぐに退職することを決めました。
「自分が悪いのではないか?」
と、自己嫌悪にもなりましたが、変に妥協して数年経ってから転職活動しなくてはならない状況に陥る訳にはいきません。
この時の年齢は34歳。
5年や6年経過してからでは、取り返しがつかない可能性すらあります。
自分自身が譲れない点がある以上、早く他の働き場所を見つけるべき。
そう考えて、再度転職活動に励むことを決めました。
ですがこの時は、
「働きながら仕事を探す」
という選択をしました。
転職活動に使える時間は減りますが、無職状態で仕事を探すと、どうしても焦りが出ると思ったので、会社を辞めるのは次の行先が決まってからにしようと思いました。
入社して一か月後には退職を心に決めていましたが、実際に退職したのは、そこから五か月後。
入社してから半年後のことでした。
お陰
パチプロ生活引退後3社目のとなる就職先は、またしてもパチンコ店でした。
五か月かけてしっかり会社を探し、やっと見つけた「まともな会社」でした。
結局この引退後3社目となる会社で、2022年の春まで働くことが出来ました。
定年まで働くことは出来ませんでしたが、長く勤めることが出来ました。
パチンコ店でしたが、入社後すぐに本社勤務になったことで、多くの経験をさせて頂きました。
その時の経験は、今の仕事にも役立っています。
僕がある程度パソコンを使えるようになったのも、この会社に入社したお陰です。
それに、僕が勉強する習慣が身に付いたのも、この会社に就職したお陰です。
そして、人生の伴侶となる今の妻と出会えたのも、この会社に勤めたお陰です。
NO!
以上が、僕のパチプロ物語です。
「パチプロになって後悔していますか?」
と聞かれれば、
「後悔してません」
と、答えます。
僕はパチプロになりたかったんです。
だから、僕の望みは達成されています。
もしパチプロになっていなかったら、死ぬ時に、
「あぁ、少しの期間で良いから、パチプロ生活を送ってみたかったな」
と、やらない後悔をしていたかもしれません。
ですので、後悔は全くしていません。
ですが、
「もう一度パチプロをやってみたいですか?」
と聞かれれば
「NO!」
と答えます。
パチプロをやった人間だから言えます。
「パチプロなんてなるもんじゃない」
と。
人生は一度きりです。
同じ生きていくのであれば、誰かや何かの役に立つ生き方をしたほうが絶対に良い!
これだけはハッキリ言えます。
ただ、僕の人生は紆余曲折ありましたが、今が幸せだと断言出来ます!
本当に僕は運のよい人間です。
今まで出会った方々。
そして、このブログを読んで下さっている方々に深く御礼申し上げます。
ほんまおおきに!!
完