おはようございます!学猿です。
今回も、N1受験を控えた生徒さんと行ったオンラインレッスン記録の続きです。
前回の記事
先生冥利
HiNativeのLIVE配信で知り合ったことをきっかけに始まったPさんとのレッスン。
初回に醜態をさらしてしまい、継続は難しいかと思っていましたが、その後もPさんは続けてリクエストを下さいました。
前回の記事では、2回目のレッスンを終えたところまでを書きました。
Pさんとのレッスンはその後も続き、最終的には、全部で8回のレッスンを受講して頂きました。
そのレッスン内容は全てJLPTのN1対策。
Pさんが用意して下さった資料を使い、時間が許す限り、一問ずつ解説を入れながら進めていきました。
N1の問題レベルは本当に高く、日本語ネイティブでも苦戦しそうな問題が多数ありました。
それでもPさんはN1合格のため、毎回毎回、一生懸命難問に挑んでいました。
僕も駆け出しの日本語講師ながら、「今できること」に集中して、Pさんの試験結果が最高のものになるよう、ベストを尽くしました。
「生徒さんの目標達成のために、一緒に頑張っていける」
自分で言うのは少々恥ずかしいですが、先生冥利に尽きる体験だと感じました。
20数年前にパチスロを打って生活をしていた時には、1ミクロンも想像しなかった現実が目の前にありました。
良かった
Pさんと行ったJLPTのN1対策レッスンは、僕にとって、とても貴重な経験になりました。
まだテキストなどを使ったいわゆる「授業」を一度もしたことなかった僕が、いきなりJLPTの、しかもN1の対策レッスンを行ったのです。
本当にありがたかったです。
レッスン内容について、Pさんがどこまで満足されたかは分かりません。
ですが、受験日直前までレッスンを継続して受けて頂けたので、少しはPさんの受験のお手伝いが出来たかな?と思っています。
英語学習から端を発した日本語講師を目指す道。
まだまだ道半ばではありますが、一つ、講師らしい経験が出来て良かったです。
日本語講師を目指してみて、良かったと感じています。
行動すれば次の現実
今回のPさんとのレッスンにおいては、何度か不採用になっても諦めずに応募し、Cafetalkに登録出来たことが生きています。
初めは「自分には合わない」と思っていましたが、「とりあえず一回やってみる」の精神で、HiNativeのLIVE配信を始めたことが繋がっています。
もっと言えば、「元パチプロ、元パチンコ店店員のアラフィフおやじ」という、「先生」や「講師」と言ったものに全く無縁の場所にいたにも関わらず、現実問題よりも行動することを選択したことが、新しい可能性を拓いたと思います。
「結果」なんて言葉を使えるほどの結果を出した訳ではありませんが、怖がらず、やる前から諦めずに、とりあえず行動したことで、新たな現実が目の前に現れたのもまた事実です。
「行動すれば次の現実」
僕のパソコンのモニターに貼っている言葉です。
本業がある。
学校での勤務が難しい。
日本語しか話せない。
そんな現実もありますが、そんな僕でも出来ることはあるようです。
これからも、小さな一歩を怖がらずに、行動することで人生を楽しんでいきたいと思います。
※英検受験に集中するため、JLPT対策シリーズは少しの間お休みします