おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
どんつき(DONTSUKI)
今日の大阪弁は、
「どんつき」
です。
これまでに紹介してきた大阪弁とは少し違いますが、大阪に来た時にとまどわないよう、ここでしっかり覚えていって下さい。
意味(meaning)
大阪弁の「どんつき」は、
「行き止まり」
という意味です。
これ以上前に進めない。
カベになっていてそれ以上歩けない道。
そんな行き止まりになっていることを、大阪弁では「どんつき」と言います。
もしあなたが大阪に遊びに来て道に迷った時、近くにいる大阪人に道を聞いたとしましょう。
そんな時、自分の行きたい場所に向かう途中に行き止まりがあったら、その大阪人は「どんつきを~」と言ってきます。
この「どんつき」が行き止まりと知らないと、あなたは道だけではなく、会話でも迷子になること間違いありません!
ですので、大阪に遊びに来る予定がある、いつか大阪に遊びに行きたいと思っているのであれば、「どんつき=行き止まり」は、覚えておいて損はありません。
例(example)
では、例文にいきましょう。
A.「○○というラーメン屋さんに行きたいのですが・・・」
B.「あぁ、それやったら、この道をまっすぐ行って、どんつきを左やで」(あぁ、そのラーメン屋さんなら、この道をまっすぐ行ったら行き止まりにあたるので、そこを左に曲がったところにありますよ)
大阪人。
特に大阪のおばさま方は非常にフレンドリーです。
あなたが聞かなくても、迷っている姿を見かけたら「何やあんた道に迷うてんか?おばちゃんが教えたるで」(どうした、あなた道に迷っているの?私がお教えしましょうか?)と、向こうから声をかけてくれます。
そしてそんな親切な大阪のおばさま方は、多くの場合、思いっきり大阪弁で話してくれます。
ですので、行き止まりを「どんつき」と言ってくる確率はかなりのものです。
A.「□□ホテルはどこにありますか?」
B.「そのホテルやったら、三つ目の信号を右に曲がって、どんつきまで歩いたら、そこを左にいったとこにあるで」(そのホテルなら、三つ目の信号を右に曲がって、行き止まりまで歩いたら、そこを左に曲がったところにありますよ)
例1と場面が少し違うだけで、意味は全く同じです。
まとめ
「どんつき」は、意味を知らないと反応できません。
道に迷っている時、目的地を探している時。
そんな時はあなたは困っています。
その困った状況の中、助けてくれた人の言葉が分からない・・・考えただけでも少しきびしいとは思いませんか?
そうならないためにも、今回の「どんつき=行き止まり」は、大阪に来るのであれば、必ず覚えておいて下さいね!
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!