おはようございます!学猿です。
前回は、僕の作戦である、「東京本社の営業本部長に事実を訴えるメールを送る」という作戦を実行した僕に対する周囲の冷ややかな反応についてを書きました。
今回はその続きです。
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何もしない
僕がメールを送った後、当然動きがありました。
まずは、営業本部長からメールの内容についての事実確認。
その後、僕の言い分、そして髪を染めるよう命令したNマネージャーへ事実確認をするよう、大阪の両部長に指示を出したようでした。
一方からの言い分だけでなく、双方から話を聞き、事態の全体を把握するのは当然のことです。
本部長の指示は全く問題のないものでした。
・・・が、問題が出てくるのはここから。
指示を受けた両部長が、全く何もしなかったのです!
厳密に言えば、Nマネージャーに対して事実確認はしていたでしょうが、僕に対しては何のアクションもありませんでした。
恐らく、話したくなかったのだと思います。
ですが、上長から指示が出ているのに何もしないなんてあるでしょうか?
営業活動とは異なりますが、これだって仕事の一部でしょう?
僕はこの事実を後から聞いた時、まさしく開いた口が塞がらない状態になりました。
この事実が判明したのは、営業本部長が大阪に来て僕に声をかけた時でした。
本部長:「学猿くん、両部長からは話しはあった?キチンと事態を認識するよう言ってあったんだけど・・・」
僕:「えっ!?どちらの部長とも、一言も話していませんけど?」
本部長:「・・・えっ???」
こんなやり取りを経て、僕は本部長が事実確認をしようとしていたことを。
本部長は大阪の上層部が何もしていなかったことを知りました。
ミーティングの開催
この事実を受けて、本部長より当事者を集めたミーティングを開くよう指示が出ました。
参加者は、
僕に染毛を命令したNマネージャー
僕の直属の上司にあたるT店長
何もしない部長A
何もしない部長B
東京から派遣されたY部長(部長何人おんねんっ!)
そして僕。
以上、6人で直接話し合う機会が設けられました。
東京の営業本部長が参加できれば良かったのですが、仕事の都合上どうしても東京を離れられず、Y部長が代わりに派遣されました。
今回の一件に関わった人間のほとんどが集まって、何が起こったのか?、今後どうするのか?を話し合うのが目的でした。
全員が集まって話し合うことに異論はありませんが、僕はその前にもう一つ手を打っておくことにしました。
専門家
僕が打ったもう一つの手は、
「専門家に相談する」
ことでした。
具体的には、弁護士に相談に行きました。
今回の一件について、従業員として、一人の人間として、会社や各個人に対して何か責任を求めることが可能かどうかを確認しに行きました。
これは、ミーティングの内容いかんでは、何らかの法的対応を求めることも視野に入れていたからでした。
~~~閑話休題~~~
ここまで話しを具体的に書きすぎてきた為に、全体像がよく分からなくなっている人もいらっしゃると思います。
今回のここまでの話を少しまとめると。
・配置転換により髪を染めるよう命令された
・差別、パワハラだと思い、僕が反発
・周囲の人間は全員が僕の考えに対して冷ややか
・押し切られる形で髪を染めることを決断
・社内のパワハラ調査が行われることをきっかけに、染毛指示に対する怒りが再燃
・策を講じて、事実を会社に認識させるよう行動
ここまでの大筋は大体こんな感じです。
僕が最後の「策を講じて、事実を会社に認識させるよう行動」したのは、本当のことを知って貰って、間違ったことをした人間や、責任あるポジションにいながら何もしない人間に対して、その是正を求めることでした。
そして、可能であれば、髪を染めないで業務できることを認めて欲しかったのです。
少し綺麗な言葉で書きましたが、この時の僕は怒りに満ち溢れて、戦闘態勢全開の状態でしたので、「是正を求める」というのは、関わった人間の降格処分及び、僕への謝罪でした。
弁護士に相談に行き、いざミーティングに挑んだ時。
ここまでが、僕の怒りのMAXであり、同時にストレスのピークでもありました。
しかしこの後、僕の気持ちに少しずつ変化が生まれていきます。
つづく