おはようございます!学猿です。

前回は、パチンコ・パチスロを打った結果を収支表に残すことで、自分の成績を可視化し始めたところまでを書きました。

今回はその続きです。

 

 

 

リアルな状況

 

収支表をつけながらパチスロを打つことで、今までにない変化が生まれました。(この時期はパチンコはほとんど打っていませんでした)

特に負けた時、負けが続いた時に、

「何がいけなかったのか?」

「どこか間違った行動をしていなかったか?」

「どうすれば良かったのか?」

などを考えるようになりました。

また「雰囲気」に騙されなくもなりました。

ギャンブルをする人の多くが、自分の勝ち負けについて甘く見積もりがちです。

「そんなに負けてない」

「収支はトントン」

「多分トータルで勝ってる」

こう言っている方の8割以上は、結構負けています。

統計は取れていませんが、ほぼ間違いありません。

多くのギャンブラーを見てきましたが、自分の収支をはっきり言える(記録している)人はほぼいませんでした。

そしてこれはプロになった後ですが、その人の行動と言動を確認すれば、その人が勝っている人か負けている人か分かります。

「収支表をつける」

「可視する」

そうすることで、ぐうの音も出ないほどリアルな状況を突きつけられることになります。

 

証明

 

僕に突きつけられたリアルは・・・「パチスロで勝つことは出来る」でした。

収支を記録し始めてからというもの、月間収支はプラスを刻み続けました。

それほど多くの金額勝っていた訳ではありませんでしたが、一か月トータルで見れば、ずっとプラスでした。

パチンコ・パチスロの仕組みを知らず、何も考えずに打っていた頃は負けっぱなしだった僕が、理屈を理解し、結果を記録していくことで、勝ち組に回ることが出来ました。

「パチンコ・パチスロは勝てるゲームかもしれない」

そんな僕のほのかな期待は、現実のものとして数字で証明されていきました。

 

給与の未払い

 

パチスロで勝てるようになってから約一年が経った頃、僕はまだリーマンスロッターとして、仕事をしながら空いた時間にパチスロを打っていました。

そんな時、僕の身の回りで事件が起きます。

それが、

「給与の未払い」

当時勤めていた会社から、給与が支払われない事態が起きました。

厳密にいうと、「毎月の給与」は貰えていたのですが、賞与にあたる部分が払って貰えませんでした。

本来賞与と給与は別モノなので、賞与が出なくても「未払い」にはなりません。

ですが当時勤めていた会社はかなり珍しく年俸制でした。

契約した年俸を13.4で割った金額がいわゆる月の給与として支払われ、残った1.4を0.7ずつ分けて賞与月に支払う。

そういった契約になっていました。

ですので、賞与月に通常の給与とは別枠として貰う訳ではなく、7月と12月だけいつもより給与が多くなるだけなのです。

その「別枠分」が支払われませんでした。

ですのでこの時の僕の状況は、「給与の未払い」でした。

この給与未払いが発生した時に、僕の中である考えが芽生えます。

「今後はどうか分からないが、この会社が厳しい状況にあることは間違いない」

「それに、今の仕事が大好きな訳でもない」

「働いた分の給与を払って貰えなくても働き続ける理由は見当たらない」

「これはタイミングなのではないか?」

「仕事を辞めるきっかけとしては十分だろう」

「仕事を辞めたい・・・そして、次の仕事が決まるまでの間、パチプロをやってみたい」

そんな考えに頭の中が支配されていった僕は、当然のように、そして何の迷いもなく、退職届を出すことを決めました。

つづく

 

 

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