おはようございます!学猿です。
前回は、このシリーズの根本的な考え方の部分について書きました。
色々と述べましたが、これからの時代金融知識を全く持たずに生きていくことは、何の装備も持たずにジャングルを歩くのと遜色ないぐらい危険なことだと僕は思います。
今回は、前回の内容を踏まえて、より具体的な状況をイメージして貰いたいと思います。
具体的な場面
自分のみならず、自分に近しい人が金銭的なダメージを被ることがあれば、それは貴方自身の人生に少なからず(時には大きく)悪影響を及ぼす可能性があることを述べてきました。
そして、それらを回避するためには、なにより学ぶこと、知識が必要だとも述べてきました。
では、実際に金融知識が必要な場面に遭遇した時、どのように考え、どう対処すれば良いのでしょうか?
少し具体的な場面をイメージしながら、考えてみたいと思います。
思い浮かべて
まず、貴方の大切な人を思い浮かべて下さい。
親や兄弟、子供といった肉親でもOKです。
配偶者や恋人といった、いわゆるパートナーでも構いません。
無二の親友、かけがえのない学生時代の友人でも良いでしょう。
貴方にとって、その人が肉体的、精神的、金銭的なダメージを負ってしまうと、自分自身も同じように傷ついてしまう人を思い浮かべて下さい。
どうでしょうか、思い浮かんだでしょうか?
どうしてもそのような人が思い浮かばない人は、自分自身が当事者であり、その自分を俯瞰して見ている感じでイメージしてみて下さい。
まずは聞く
今貴方がイメージした人が、貴方にある投資話をしてきました。
それは、貴方を誘う目的ではなく、その人が自分でやってみようと話しています。
「○○さんから凄い良い投資の話を聞かせて貰ったの」
「ニュースでも最近新NISA、新NISAって、投資で盛り上がってるでしょ」
「私(僕)もやってみようと思ってるの」
入口はこんな感じでしょうか。
投資に対して良いイメージを持たない人や、割とフラットな感覚を持っている人でも、第一声でこう言ってしまうかもしれません。
「え~、それって大丈夫なの?」と。
投資に対して肯定的である僕でも、違う角度から「おっ!きたな!怪しさ満載のお話が」と感じ、「それって大丈夫なん?」と、言いたくなります。
ですが、基本的にそれはNGです。
この段階では、話の内容は全く分かりません。
いきなり否定から入ると、相手は反射的に反発してしまう可能性があります。
最悪の場合、話すことを止めてしまうかもしません。
目の前の人は貴方の大切な人です。
話のテーマに「投資」という言葉が入っています。
しかも、その人の近い人が持ってきた話のようです。
このスタート時点では、相手にちゃんと話して貰う必要があります。
ですので、ここでの答え方は、
「へ~どんな話なの?聞かせてよ」
です。
まずは聞く。
否定や問いはその後です。
つづく