おはようございます!学猿です。
前回は、過去6回分の過去問を解いた結果をまとめて、リーディング問題における自分の現時点での実力を可視化してみました。
今回は、リスニング問題の方を確認してみます。
前回の記事↓
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リスニング問題
今回はリスニング問題。
リスニング問題も2つのステージから成り立っています。
第一部は、二人の登場人物による日常的な会話文を聞いて、設問に答えるもの。
第二部は、会話文ではなく、一人が60語程度の文章を読み上げ、その内容について答えるものです。
僕は今回、4月にS-CBT方式での受験を予定してるので、問題数は従来通り、
「一部・二部ともに15問ずつ」
ですので、それぞれに分けて成績を確認していきます。
正答数 | 第一部(15問) | 第二部(15問) | 合計(30問) |
2022年第二回 | 8 | 7 | 15 |
2022年第一回 | 13 | 8 | 21 |
2021年第三回 | 12 | 10 | 22 |
2021年第二回 | 11 | 10 | 21 |
2021年第一回 | 11 | 7 | 18 |
2020年第三回 | 12 | 10 | 22 |
第一部平均正答数=12(平均正答率74.4%)
第二部平均正答数=8.7(平均正答率57.8%)
合計平均正答数=19.8(平均正答率66.1%)
以上が、リスニング過去問題(一周目)、6回分成績のまとめです。
さて、これらの数字を少し堀り下げてみます。
分析
まず最初に飛び込んでくるのは、
「第二部の正答率の低さ」
でしょう。
第一部の正答率74.4%に対して、第二部は57.8%しかありません。
ここには明確な差が出ています。
第一部に関しては、久しぶりに英検のリスニング問題に挑戦した一番最初の時を除き、全て11問以上正解出来ています。
対して第二部の方は、試験問題慣れしてきた後でも、正答数7問の時があり、また、MAX10問しか正解出来てきません。
この傾向が出ている原因は二つあると思います。
長い
まず一つは、
「一文が長くなる傾向があること」
です。
会話文と違い、一人がとうとうと話す第二部の問題文は、一文が少し長くなりがちです。
その為、最後まで聞き取る集中力がより必要になります。
それと途中で迷子になってしまった時に、会話文と違い、文章の切れ目が分かりにくくなり、戻ってくることが出来なくなりやすいです。
疲労
二つ目は、
「疲労」
です。
当然ですが、第二部というぐらいなので、第一部が終わった後で第二部が始まります。
本番では順番が変わりますが、今この一周目の過去問チャレンジは、「リーディング⇒リスニング」の順番で問いています。
リーディング問題38問に答え、その後リスニング問題を15問解いた後、第二部の問題が始まります。
ですので、かなり脳が疲れた状態で問題文を聴いています。
疲労がたまっているのでしょう。
聴いている最中によく迷子になります。
「疲労」
これが第二部の点数が伸びない要因の一つだと考えます。
対策
第二部の点数が低い原因の二つのポイントに共通するのは、
「集中力」
だと思います。
リーディング問題と違い、全く意味が分からない単語はそれほど多くありません(勿論知らない単語もありますが)
それよりも、しっかり「聴き続けられない」ことが、弱点となっています。
ではどうするか?
これは、慣れるしかないでしょう。
問題文を集中して聴き続けられるよう、意識して聴く練習を積む他ないと思います。
「スタミナをつける」
とも言えます。
長距離を走り切るスタミナを養うためには、長距離を走る練習が必要です。
長距離を泳ぎ切るスタミナを養うためには、長距離を泳ぐ練習が必要です。
問題文を集中して聴き続けるスタミナを養うためには、英文をある程度の時間、聞き続ける必要があるでしょう。
トレーニング
過去問を6回分解き、その中身を精査することで課題が見えてきました。
リーディング問題対策には「語彙力(単語力)の向上」
リスニング問題対策には「集中力(聴き続けるスタミナ)の向上」
この辺りを重点ポイントとして、英検2級対策をしていきます。
つづく