おはようございます!学猿です。
先日、僕が日本語講師登録をしているカフェトークからの紹介で、HiNativeという言語プラットフォームでLIVE配信を始めることを報告させて頂きました。
今日は、初めてのLIVE配信を行ってみての感想などをお伝えいたいと思います。
配信時間
僕が初めてLIVE配信をしたのは8月1日。
時間は夜の9時ごろからでした。
配信する時間はいつでもOKとのことだったので、この時間を選択。
仕事から戻り、食事を済ませて、一息ついて落ち着いたところで配信を開始する。
そんな段取りで挑もうとしました。
ですが、この日は8時からカフェトークのレッスンが入りました。
折角のリクエストです。
断る気は毛頭ありませんので、当然受諾。
30分のレッスンだったので、9時からの配信には十分間に合います。
・・・というより、配信時間を後ろにズラせば良いだけなんですがね(汗)
初めてのことにチャレンジするには、どうしてもパワーが要ります。
その開始日時が強制的に決まっていれば問題ないのですが、自由に決められるとなると、ついつい先送りにしたくなってしまう性格を僕はしています。
なので、一度「9時に開始する!」と決めた以上、あまりズラすことはしたくありませんでした。
不安と緊張
配信開始前は、かなり緊張していました。
カフェトークでのレッスン経験のお陰で、外国の方とオンラインで話すことには慣れてきましたが、LIVE配信となるとまた別です。
そもそもが緊張しやすいタイプなので、初めてのことについては特に緊張度が増します。
緊張の原因はそれだけではありません。
もう一つの緊張というか懸念材料は、
「僕の配信なんか見に来る人はいるのか?」
「見に来てくれても、楽しんでもらえるのだろうか?」
です。
どちらも考えても仕方のないことです。
やってみなければ分かりません。
ですが、どうしても気になってしまいます。
そんな不安と緊張を抱えながら、配信をスタートしました。
開始早々
9時過ぎ。
いよいよ配信スタートです。
配信開始ボタンを押してしばらくすると、ポツポツと覗きに来てくれる人が現れました。
来て下さった方たち一人ひとりに挨拶をしていきます。
この程度は問題ない・・・と言いたいところでしたが、いきなり難題にぶつかりました。
それは、
「名前が読めない」
多くの方がニックネームをつけていらっしゃいますし、そのほとんどがアルファベットです。
数字との組み合わせも多く、読んではみるものの、その読み方が合っているのか分かりません。
中には、日本語で読み方を書いてくれる方もいらっしゃいましたが、ほとんどの人は「Hi!」とか「konbanwa」と書いて下さるだけです。
開始直後は、お名前を読んで挨拶をするだけでも、てんてこ舞い状態でした。
質問が分からない
配信が開始してからしばらく経っても、なかなか慣れてきません。
お名前を拾って挨拶をしていると、他の方から質問が飛んできます。
その質問に答えていると、また他の方が入ってきて下さいます。
それほど人数が多くないにも関わらず、なかなか上手く対応出来ません。
まぁ、人生で初めてのことなので仕方ありませんが・・・
そんな中一番困ったのは、
「質問が分からない」
でした。
チャットに書きこんで下さる言葉が、それぞれの母語である場合が多く、何と書いてあるのか分からないのです。
どうすれば良いか分からなくて、
「ゴメンなさい!僕は中国語(韓国語・アラビア語・スペイン語etc)が全く分からないんです」
と謝っていました。
すると、優しい方が、「コメントの右を押すと翻訳してくれるよ」と、教えて下さいました。
そりゃそうです。
数多ある言語を、全て読める人なんていません。
冷静に考えればわかることですが、対応に追われていたので焦ってしまいました。
ですが、この優しい方のお陰で、少し落ち着いて話せるようになりました。
浪速っ子
相変わらずお名前を読むのに苦労はしましたが、翻訳機能がついていることが分かってからは、気持ちが落ち着いてきました。
配信時間が30分を過ぎる頃には、普段通りの感じで話すことが出来るようになってきました。
僕が最も緊張するのは、
「人の目」
です。
多くの方の視線が自分に向いていると、めちゃくちゃ緊張します。
昨年通っていた日本語講師養成科の模擬授業でも、書く字が震えるぐらい緊張しました。
僕は若い頃にバンド活動をしていましたが、ステジでは毎回緊張で足が震えていました。
それほど緊張しやすいタイプですが、LIVE配信では相手の目が見えません。
多くの方が僕の顔を見ていることは承知していますが、僕から相手の目が見えなければ、緊張度合いは激減します。
これは、今回配信を行ってみて気が付きました。
少し慣れてきてからは、上手く話せているかどうかは別として、冷静に話せました。
元来が大阪生まれ大阪育ちの浪速っ子です。
ボケとツッコミの文化で育ってきた人間(ちなみに僕は生粋のツッコミタイプです)にとっては、ある程度話すキーワードがある中でならば、その話を膨らませることは苦ではありません。
配信時間が終わる頃には、すっかり落ち着いて話せるようになっていました。
楽しかった
初の配信を終えてみての感想は、
「難しかったし緊張もしたけれど、楽しかった!」
です。
文字通り世界中の色々な国の方々と、少しだけですが会話することが出来ました。
LIVE配信なんてものは、若い子(特に女性)がやるものだと思っていましたし、そういう方にしか皆さん興味がないとも思っていました。
ですが、HiNativeは言語学習用プラットフォームです。
世界中で言語を学んでいる人たちが集まっています。
その中には、男性だって、僕と同じ世代の方だって、僕より上の世代の方だっていらっしゃいます。
年齢や性別を理由に、臆して始めることを躊躇しなくて良かったと思います。
僕が人気のあるライバーさんになれるかはさておき、まずは自分の人生経験として、新たなことに挑戦出来て良かったです。
今後も、
・配信に来られる方の国籍
・どんな質問をされるか
・よくされる質問
・面白い視聴者の方
など、色々とシェアしていきたいと思います!
どんな国の人が観にきてくれるの?