おはようございます!学猿です。
8月1日より、HiNativeという言語学習プラットフォームで、LIVE配信を始めました。
前回は、「どんな質問がとんでくるのか?」について書きました。
今回はLIVE配信のみならず、HiNativeという言語学習プラットフォーム全体について、実際に使ってみた感想をシェアしたいと思います。
おさらい
まずはおさらいですが、HiNativeは学習者同士の相互補助が基本となっているプラットフォームです。
自身が学んでいる言語の疑問、質問に対して、先生ではなくても、その言語のネイティブスピカーから、直接回答を貰うことが出来ます。
文章での質問になります(LIVE配信の質問でなければ)し、必ず答えを貰える訳ではありませんが、手軽にネイティブに聞くことが出来るというのは、とても良い仕組みだと思います。
また、LIVE配信が始まったことで、リアルタイムで質問することも可能になりました。
気に入ったライバーさんを見つけて、気軽に質問することが出来ます。
ライバーさんの中には、複数の言語を話せる方も大勢いらっしゃるので、自分の母語で回答を貰うことも可能です。
教えることが好き
そんなHiNativeですが、僕がLIVEの配信以外で使うのは、完全に日本語ネイティブとしてだけです。
僕は英語学習者ですが、英語の質問をしたことは一度もありません(苦笑)
アカウント作成に必要だったので、最初に一度英語の質問を入力した以外は、本当にただの一度も質問をしていません。
逆にHiNativeを利用し始めてからは、毎日、日本語の質問に答えています。
僕の日本語のスキルが低いため、残念ながら多くの質問に対して答えられないのですが、答えられる質問を見つけては、偉そうに回答しています(苦笑)
キリがなくなってしまうので、今では、「一日に多くても回答は3つまで」と、自分に制限をかけるほどです。
HiNativeを使い始めてから、
「僕は、人にものを教えることが好きなんだ」
と、実感しました。
日本語講師を目指したのも、自分の中に「何か教える」ということに興味や関心があったからなんだと、改めて思いました。
大きなプラス
新人の日本語講師という身としては、HiNativeを使うことで大きなプラスがありました。
一つ目は、
「日本語学習者さんの疑問点が分かる」
です。
文章での質問にしても、LIVE配信内での質問にしても、日本語学習者のみなさんが、どんな点が分からないのか?
どんなポイントで悩んでいるのか?
を、伺い知ることが出来ます。
日本語学校で多くの生徒さんを相手に教えていない僕にとっては、知識と経験を得られる、貴重な情報源になっています。
二つ目は、
「自覚が芽生える」
です。
僕はHiNativeの中で、「日本語講師」だと名乗っています。
実際には紙の試験に合格しただけの、ペーパー講師みたいなものですが、「資格保持者」という現実だけで、厚かましくも名乗っています。
ですの、LIVE配信に来て下さる方から、「学猿先生」と呼ばれることがあります。
この「先生」と呼んで貰うことで、
「先生として、下手な回答は出来ない!」
という気持ちが強く生まれます。
「ポジションが人を育てる」
という言葉がありますが、僕にとっては、「先生」と呼ばれることで、自覚が生まれています。
正直に言えば、自分なんてまだまだ「先生」と呼ばれるレベルではありませんが、そんなことは言ってられません。
学習者さんから見れば、僕だって日本語の先生に見えています。
その現実が、「しっかりしなきゃっ!」という気持ちにさせてくれます。
チャレンジしてみて良かった
「LIVE配信をやってみませんか?」
カフェトークからのお誘いで始まったHiNativeの利用ですが、思わぬ副産物がありました。
ここまでの経験だけでも、「チャレンジしてみて良かった」と思っています。
これ以外にも、HiNativeでLIVE配信をやってみたことで得られたものがあります。
そのお話は、また次回させて頂きたいと思います。