おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
ほな(HONA)
今日の大阪弁は、
「ほな」
です。
大阪弁の中でも有名な言葉の一つなので、知っている方も多いのではないでしょうか。
意味(meaning)
大阪弁の「ほな」は、
「じゃあ」
「またね」
「さようなら」
という意味で使われます。
英語だと、「see you」・「bye」がニュアンスとしては近いでしょうか。
以前ご紹介した、「まいど」・「おおきに」などと同じ、あいさつの言葉です。
例(example)
では、例文にいきましょう。
「ほな、そろそろ行きますわ」(では、そろそろ行きますね)
お店や会社などにおじゃましている時に、「そろそろ帰りますね」という意味で使います。
友だちの家から帰る時は、「ます」を抜いて「ほな、行くわ」ということで、くだけたニュアンスが出ます。
A.「今回はこの新商品で勝負させて下さい!」
B.「よっしゃ、ほなそれでいこか」(分かった、じゃあその商品を販売しよう)
部下からの提案(ていあん)を、受け入れてOKを出しています。
この場合の「じゃあ」は、バイバイという意味ではなく、「それでは」という意味です。
A.「今日は楽しかった!またね」
B.「おう!ほな!」(うん!またね!)
最もよく使うパターンです。
「じゃあね!」・「またね!」と、お別れのあいさつの言葉として使っています。
まとめ
「ほな」はめちゃくちゃ良く使います。
とてもよく使うので、いくつかバリエーションもあります。
「ほな」・「ほなの」・「ほなな」・「ほなね」
全て「じゃあね」・「またね」の意味です。
違いはありません。
使う人のクセみたいなものなので、気にしなくて構いません。
ただ「ほなね」は、男性はほぼ使いません。
女性が良く使うパターンです。
「ほな」はあいさつの言葉ですので、非常によく使います。
「まいど」「おおきに」と違って、若い人でも多くの人が使います。
大阪の人との別れ際には、「ほな!」と言ってみて下さい。
とても喜んでくれますよ!
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!