おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
ぬかす(NUKASU)
今日の大阪弁は、
「ぬかす」
です。
先日TVで「THE SECOND」という漫才(まんざい)番組を観ていました。
その中で、金属バットさん(コンビ名です)が関西弁を使ったネタをされていました。
その漫才の中で「ぬかす」ということばが出てきました。
あまり良いことばではないので、紹介するか悩みましたが、観ていて、
「これ、関西以外の人分かるんだろうか?」
と、思ったので、ここで取り上げたいと思います。
※この漫才、めちゃくちゃ面白いので、是非観て下さい!
特に関西人なら、大笑い出来ること間違いなしです!
意味(meaning)
大阪弁の「ぬかす」は、
「言う」
という意味で使われます。
なのですが、ただ「言う」という意味ではなく、人を下に見たり、バカにしたり、ケンカする時に使うことばです。
ですので、品の良いことばではありません。
例(example)
では、例文にいきましょう。
「何ぬかしとんねん!われ」(何を言ってるんだ!お前は!)
自分がバカにされた時、失礼なことを言われた時、ケンカ腰で物を言われた時に使います。
「何」は「なに」とも言いますし、「なん」とも言います。
どちらで発音しても意味は変わりません。
「ぬかしとんなぁ~」
こちらも例1とニュアンスはあまり変わりません。
ただ、怒っている気持ちを前面に出すというよりは、静かな怒りを表している感じです。
言われた側にとっては、やはりバカにされたような、失礼な言われ方をしたような感覚ですので、嫌な気分になっています。
まとめ
初めに書いたように、「ぬかす」はあまり良いことばではないので、自分で使うことはヤメておきましょう。
ただ、ドラマや映画などでは聞く機会があると思いますので、そんな時は、このことばを使っている人は、
「怒っているんだな」
「嫌な気分になっているんだな」
と、思って下さい。
そうすれば、ストーリーが分かりやすくなります。
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!