おはようございます!学猿です。
前回は、髪を染めることを命令されていることに対して、遂に心が折れてしまい、命令に従うことを決めたところまでを書きました。
今回はその続きです。
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出勤
それまで出勤することを許されていませんでしたが、髪を染めたことで、出勤が可能になりました。
出勤すると、Nマネージャー(染毛を指示してきた人物)やK課長(Nマネージャーの直属の上司)からは、
「おっ!綺麗に染まってるやん」
「色々あったけど、頑張っていこな」
と声をかけられました。
これまでに登場してきたその他の人たち(K部長=人事担当・S主任=本社時代の僕の直属の上司・H部長=NマネージャーとK課長の直属の上司)は、完全に何もなかったような振舞いでした。
形式的な挨拶はするけれど、僕の髪の色のことには一切触れず、腫れ物に触るような扱いでした。
僕はこの時完全に気持ちが折れた状態でしたので、怒りの感情が湧いてくることはありませんでした。
ただ淡々と、言われたことをこなすだけの「作業員」になっていました。
続く
このお話は、僕が、「人に対してネガティブなことを(あまり)言わなくなった」ことで、自身のストレスが大きく減り、快適に日々が過ごせるようになった。
その実体験から、ついつい愚痴や不満をこぼしてしまう人や、他人に攻撃的になってしまう方に対して、マイナスを口にする回数を極力減らすことをお勧めする意図で書いています。
では、この「言われたことをこなすだけの作業員になった」時点で、僕が愚痴や不満を口にしなくなったのか?と言うと、答えはNOです。
このお話はまだ続きます。
第二弾
僕は、髪を染めることで仕事をさせて貰えるようになりました。
異動当初は、「言われたことはやるけれど、自主性のまったくない」抜け殻のような状態で、はっきり言えばやる気のないダメな社員状態でした。
それでも日々業務をしていく中で、徐々に日常に慣れていき、髪を染めることで揉めた怒りも上手にフタが出来るようになっていきました。
一緒に働くアルバイトとの関係も悪くなく、そのスタッフたちの為にも一生懸命頑張っていこうという、前向きな気持ちで仕事が出来るようになっていきました。
転職したい気持ちがなくなった訳ではないけれど、新しい職場での仕事に対してもある程度情熱を注げるようになってきたある日、状況を一変する出来が起こります。
ある意味僕にとっては、「良い出来事」でしたが、この出来事をきっかけに、僕の染毛バトル第二弾が幕を開けます。
そして、このバトルが終わった時に、僕は人に対してネガティブなことを(あまり)言わなくなるようになったのです。
つづく