おはようございます!学猿です。
パチプロからの社会復帰。
その為の最初の大きな関門は、「空白の7年間を、履歴書に何と書くか?」でした。
考えた結果、僕は非常手段に出ることにしました。
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嘘を書く
空白の7年間に何と書いて良いか分からなかった僕は、ある決断をしました。
それが、
「嘘を書く」
でした。
これは決して褒められたものではありません。
というか、やってはイケないことです。
ですが当時の僕には、他に方法が思いつきませんでした。
今から17年ほど前の事です。
ここで懺悔いたしますので、出来れば時効というにして頂きたく思います・・・
謝罪
「嘘を書く」と決めた僕は、当時親戚が経営していた会社に勤めていたことにしました。
と言っても、履歴書にそこに勤めていたと書いただけです。
それも会社名を書いただけで、他は特に触れないようにしていました。
もし面接の時に聞かれたら、「親戚の会社を手伝っていたけれど、経営が上手くいかなくなったので、人件費削減の為に僕は働きに出ることにしました」というストーリーで話そうと決めていました。
なかなか質の悪い嘘だと思います。
この時の履歴書を見て僕を採用して下さった会社の方々には、本当に申し訳なく思っています。
改めてここで謝罪いたします。
「申し訳ございませんでした」
仕事を探す
空白の7年間を埋めた履歴書。
その時に想定される面接の対応も考えた僕は、いよいよ実際に仕事を探し始めました。
「仕事を探す」と言っても、正直なところ、何か興味のある仕事があった訳ではありませんでした。
パチプロは何の役にも立たない。
パチプロは何も生み出さない。
そんな気持ちがあったので、「とにかく仕事をして、社会と繋がりを持ちたい」そう思っていました。
なので、「やりたい仕事」ではなく「出来る仕事」を探し始めました。
その時僕の頭に浮かんだ「出来る仕事」は2つ。
一つは車を運転する仕事。
もう一つは、パチンコ関係の仕事でした。
車を運転する仕事は過去にしたことはありませんでしたが、若い頃にガソリンスタンドで働いた経験があった為、どんなサイズの車に乗るのも怖くありませんでした。
運転が特別上手い訳ではありませんでしたが、運転することが嫌いではなかったので、候補の一つに考えていました。
もう一つの「パチンコ関係の仕事」については、言わずもがな、当時の僕の得意分野です。
元パチプロだからと言ってパチンコ関係の仕事が出来る訳ではありませんが、パチンコ店で勤務した経験もあったので、そこはアドバンテージになると考えました。
この二つの業界を軸に、仕事を探すことにしました。
つづく