おはようございます!学猿です。
昨今、まだまだ詐欺や詐欺まがい手法に騙されてしまったニュースが出てきますね。
自分の身は自分で守るしかありません。
この話は怪しくないのか?
ジャッジするポイント、聞くべきポイントを前回からお伝えしております。
前回の記事↓
①どこから得た話しなのか?その2
TVや銀行、保険のセールスパーソンと言った、パッと見「信用出来そうな」メディアや人が持ってきた話でも、到底鵜呑みに出来ないことは、前回書きました。
では、今なら入手経路として最も可能性が高いインターネットはどうでしょうか?
玉石混交なのは勿論ですが、「詐欺」の危険度は一気に増します。
インターネットの特徴として、「匿名性が高い」というものがありますから、当然と言えば当然でしょう。
ですが、ネット上で発言されている全てが、嘘や詐欺、詐欺まがいという訳ではありません。
理論上正しいことを、情報を得る皆さんの為に、真摯に伝えている方も数多くいらっしゃいます。
この辺りは、自身の情報に対する取捨選択能力にも関わってくるので一概には言えませんが、少なくとも、その発信者の発信内容を数多く確認し、これまでにこのブログで紹介してきた、「期待値」「大数の法則」「そのゲームのルール」を確認することは最低条件です。
②どの程度の利益が見込めるのか?
投資話を聞く際に、気を付けて欲しいポイント二つ目は、
「どの程度の利益が見込めるのか?」
です。
こう書くと、
「沢山儲かる=正解」
「あまり儲からない=不正解」
と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そう言うことではありません。
勿論、その手法が正しければ、見込める利益率は高い方が良い訳ですが、あまりに常識からかけ離れた高い利益率を謳ってくる話には注意が必要です。
例えば、
「毎月8%の利回りが期待できる!」
「半年の利益率が150%は見込める」
「一年で投資金額が倍」
このように、「めちゃくちゃ儲かる!」をアピールしてくる話は、ほとんどが詐欺か詐欺まがいと思っておいた方が無難です。
暗号資産の爆上がりを見たり、聞いたりしたことがある人であれば、「可能性としてはあるのでは?」と思うかもしれませんが、現実的ではありません。
上記した利益率は、一言で言えば「法外」です。
世の中には「相場」というものがあります。
この「相場は」株式の価格などを指す訳ではなく、いわゆる物の値段のことです。
大根には大根の、牛肉には牛肉の、その街の家賃には家賃の、それぞれ「大体この程度」という数字があります。
そこから上にでも下にでも大きく乖離するのであれば、その裏にはからくりがある可能性が高いです。
「からくり」と言っても悪い意味だけではなく、良い意味においてもからくりは存在します。
ですが、年の利益率が20%なら神の領域とも言える投資の世界において、月利が8%・半年の利率が150%・年利が200%なんて、「常識外れ」と言えます。
この場合は「悪いからくり」が潜んでいる確率が相当あると考えられます。
この手の話に飛びついてしまうことは、正に「欲に目がくらんでいる」と言えるでしょう。
勿論この世の中には、私たちの知らないことが沢山あります。
こんな高利率の投資話が実在するの「かも」しれません。
この話の信ぴょう性を判断するためには、次の「③失敗した時の損失は、最大どの程度なのか?」を合わせて確認する必要があります。
つづく