おはようございます!学猿です。
前回は、4つ目のポイントである「④何という会社が運営しているのか?」について書きました。
今回は、気を付けるポイントの5つ目です。
前回の記事↓
⑤どの程度の金額を投資に回そうと思っているのか?
投資、投機話で気をつけなくてはいけないポイント5つ目は、
「⑤どの程度の金額を投資に回そうと思っているのか?」
です。
「投資」というぐらいですから、何かを自分の手元からリリースし、その結果リターンを得たり、損失を出したりという結果が生まれます。
多くの場合、その原資となるのは「お金」です。
場合によっては、金銭以外の資産であったり、「時間を投資する」という考え方もあります。
この記事を書いている少し前に、「高級時計」を投資の原資として預かっていた会社が、サービスを停止してしまい、原資として預けていた高級時計が戻ってこない事例がニュースになっています。
こちらの件では、「金銭以外の資産」が、投資の元になっています。
現金にせよ、高級品にせよ、不動産などの資産にせよ、投資する額についてはしっかり確認しておく必要があります。
投資は資産を増やすため、人生を豊かにする為の方法の一つですが、バランスを欠いてしまうと、泣くに泣けないほどの痛い目に遭う可能性も秘めています。
基本は余剰資金
投資に回す金額については、○○円という、決まった数字は基本的にはありません。
それは、人によって、収入や資産状況に差があるからです。
今回のように、自分の親しい人が投資を始めようとする場合にも、○○円と言われても、それが適正な金額どうか判断出来ない場合もあるでしょう。
勿論、夫婦のように、財布の中身を完全に把握出来ている場合であれば金額ズバリでも構いません。
では、どの程度を投資に回すことが適正なのか?
一つの答えとしては、
「余剰資金」
を投資に回すのであれば、問題ないでしょう。
今持っている預貯金から、万が一そのお金が返ってこなくても生活に支障がない金額。
それであれば、お金を失うことは辛いですが、人生が壊れるようなことはありません。
その投資自体、自分でしっかり考えて納得した上での行動による結果であれば、ある種仕方ないと割り切れます。
ですが、リスクを取りに行った結果、無一文になるどころか、多額の借金を背負ってしまうような金額を投資してはいけません。
「万が一投資金全てを失っても生活は何も変わらない」
このラインは死守しなくてはいけません。
「枠」を超えない
投資で資産が「減る」のは仕方ありません。
ですが、全財産を失ったり、借金を背負ってしまう状況になる可能性があるのであれば、そこに踏み込んではいけません。
これは以前書いた、「③失敗した時の損失は、最大どの程度なのか?」に繋がりますが、掛け金以上の金額を失う可能性があるものは、既に投資ではありません。
良くて投機、ほぼ博打と言って良いでしょう。
勿論、投機が悪い訳でもありませんし、ギャンブルが悪い訳でもありません(元パチプロから言わせてもらえば、趣味の範囲を超えたギャンブルは悪ですが)
不動産投資のように、借金をしてレバレッジ(てこの原理)をかけることで、より多くの利益を生む戦術もありますが、それは投資上級者がやることで、よく分からないうちは避けておく方が無難です。
投資対象となるものが何であれ、自分の「枠」を超えた損失を生み出す可能性があるものには手を出さない。
投資を始めて少しして、順調に利益が出ていても、やはり自分の「枠」を超えてまで増額してはならない。
この点は、肝に銘じて(銘じさせて)おく必要があります。
つづく