おはようございます!学猿です。
前回は、パチプロとして生活を続けていくために重要なポイントの一つ目である、「理論上勝てる台だけを打つ」について、少し掘り下げて書きました。
今回二つ目のポイント、「理論上勝てることが分かりやすい台を打つ」でについてです。
前回の記事↓
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理論上勝てることが分かりやすい台を打つ
「理論上勝てることが分かりやすい台を打つ」
この点については、前回も少し書きました。
僕はパチプロ現役時代パチスロをメインに打ってきたので、パチスロについて書きます。
前回の記事で「花火」というパチスロ台においては、大当たりを一度引くことで、その台の設定が勝つ可能性の高い設定か、負ける可能性が高い設定か分かると書きました(具体的には、設定5以上か4以下が分かります)
そのような台は、他にも数機種存在しました。
多少手順が異なるものの、どの機種も設定が分かる理屈は同じでした。
全て完全合法であり、何かの器具など使う特別なものではありませんでした。
僕はそのことを完全に理解していましたし、それらの手順も頭に入っていましたので、そのような機種をメインに打ってきました。
そうすることで、勝つ確率が高い台を高確率で打つことが出来ました。
前にも書きましたがが、パチンコ・パチスロは機械です。
気分や感情なんてものはありません。
あるのは確率のブレだけであり、長い目で見れば確率通りに収束していきます。
理論上勝てる可能性が高い台を数多く打てば、パチンコ・パチスロにおいてはトータルでプラスになります。
僕が7年間月間無敗でパチプロを引退したことが、何よりの証拠です。
他にもある
パチスロにおいて、「理論上勝てることが分かりやすい台を打つ」方法は他にもありました。
それが「設定6丸分かりの台」を打つことでした。
僕がパチプロ現役時代は、パチスロの最高設定と言えば「6」でした。
設定6は、仕組上最も勝てる可能性が高い設定でした。
その為、設定6を掴む≒勝ち確定
という図式が成り立ちました。
勿論、設定6の台を打てたとしても、確率のいたずらに翻弄されて負けてしまう日もあります。
それは確率で動く機械である以上、避けては通れないものです。
ですが、当時のパチスロ台の設定6の中には、掴んでしまえばそれこそ一日で10万円や20万円勝てるような機種も数多く存在していました。
その中には特別な挙動を示す台があり、設定6だけ「どう見ても丸分かり」という台がありました。
僕はそのような「設定6丸分かり」の機種をよく打っていました。
逆を言えば、設定6ならめちゃくちゃ勝てるけれど、その設定6がなかなか分からない台はあまり打つことはありませんでした。
理由は、「設定6ではない」と分かった時点で取り返しのつかない程負けてしまう可能性が高かったからです。
プロとして勝ち続ける為には「理論上負ける台をなるべく打たない」必要があるからです。
当時のパチスロは、本当に驚くほど勝てる機種が数多く存在していました。
ですが、考えてみて下さい。
以前書いたように、パチンコ店は慈善事業ではなく商売として営業しています。
そんな10万も20万もお客さんが勝ってしまうような台を、いくつも設置しておくことなんて出来ません。
それに利益を上げるためには、そのめちゃくちゃ勝ったお客さんが持って帰ってしまうお金以上の金額を、他のお客さんに負けて貰わなくてはなりません。
ですので、めちゃくちゃ勝てる台を取りに行く時は、その台が設定6かどうかをいち早く判断し、異なればすぐに撤退する必要があります。
これは、プロであれば当然の考え方だと思いますし、一般ユーザーの方も意識しておいた方が良い点だと思います。
しかし、多くの方はそれらのことを考えません。
自分が「めちゃくちゃ勝った」時のことしか考えません。
それどころか、どうすれば勝てるか?どうすれば負けるか?を、初めから考えていない人が大半です(趣味として、遊びとしてお小遣いの範囲内で遊ぶことを否定はしていませんよ、念のため)
パチンコ店では、そのうな状況が日々繰り広げられています。
だからこそ、パチプロという生き物が存在することが出来るのです。
つづく