おはようございます!学猿です。
前回まで、JLPTの例題を元に、各クラスの問題傾向などを考察してきました。
今回は少し目線を変えて、僕の数少ない実体験について書いてみたいと思います。
シェア&備忘録
実は先日、JLPT試験対策のレッスンを行いました。
時期は昨年10月中頃から11月末まで。
レッスンを行ったのは僕が講師登録しているCafe talk。
ですので、全てオンラインで行いました。
今回はその時経験した内容をシェアするとともに、今後、本当にJLPT対策のレッスンを定期的に提供出来る講師になった際の、備忘録として書き残しておきます。
生徒さん
まずは生徒さんの簡単なご紹介から。
僕にJLPT対策のレッスンのリクエストを下さったのは、インドネシア人の男性の方。
ちなみにここではPさんとお呼びします。
Pさんは自国のお仕事で日本語を使われており、日本語はかなり流暢な方でした。
Cafe talkへのレッスン依頼を下さったきっかけは、HiNative。
僕のLIVE配信に頻繁に足を運んで下さり、そのご縁から、レッスンをリクエストして下さいました。
ある程度僕の人間性を分かった上でリクエストして下さいましたので、何というか少し安心感があり、そして何より、とても嬉しかったです。
そして、Pさんが受験予定の級は、
「N1!!」
最も難しい級を受験予定でした。
受験予定日は、2023年12月3日。
試験までの約一か月半、PさんのN1合格へ向けて、お手伝いさせて頂くことになりました。
不安
HiNativeをきっかけにレッスンを受けようと思って下さったこと。
JLPTの試験対策のレッスンが出来ること。
試験合格に向けて一緒に頑張っていけること。
これらは僕にとってとても嬉しいことであり、喜ばしいことでした。
が!
僕の内心は、一抹どころか不安の塊でいっぱいでした。
まず僕は講師経験が浅いです。
Cafe talkで日本語のレッスンを始めたのが4月末(登録は3月末)
この時点で半年弱しか経っていません。
それに、Pさんとのレッスン開始前の時点では、まだ20回程度しかレッスンを行ったことがありませんでした。
経験値という観点かるすると、かなり足りていないのは自覚していました。
加えて、僕がこれまでに提供してきたレッスンは、フリートークです。
仕事の面接対策のレッスンを行ったことはありますが、「授業」を行ったことは一度もありません。
JLPTはおろか、何か教材を使ってレッスンを行ったことがなかったのです。
そんな僕がいきなりJLPT対策のレッスンを行う。
しかも、それがN1ときました。
この時点ではJLPTの試験内容の詳細も知らず、そして、N1がどの程度難しいのも知りませんでした。
いわゆる授業の経験もなく、JLPTのことも良く知らず、その上めちゃくちゃ難しいと聞いているN1・・・もう、不安しかありませんでした。
責任感と緊張感
資格試験に合格するか不合格となってしまうかは、生徒さんの実力だけではなく、運の要素もあります。
受けてみないと分からないというのが、正直なところです。
ですが講師として、生徒さんの実力を少しでも高め、試験にベストな状態で送り出すための努力は必須です。
自分の出来ることは全部行い、ほんの数パーセントでも合格率を上げることが、僕が行わなければならないことです。
試験の結果はどうなるか分かりませんが、それまでの準備に精一杯寄り添う。
そう思えば思うほど、責任感と緊張感が増し、ますます不安になっていきました。
つづく