おはようございます!学猿です。

前回は、JLPTの基本情報を調べてみました。

 

 

今回は、その続きです。

 

科目と時間

 

試験対策を行うには、当然ながらどのような試験が過去に行われているかを知る必要があります。
今回は、過去の試験の内容を調べていきます。

まずおさらいとして、JLPT(日本語能力試験)には、N1~N5までのクラスがあります。
一番難易度が高いのがN1で、数字が大きくなるにつれ、難易度が下がっていきます。
英検と同じだと考えて差し支えないでしょう。

続いて試験科目と時間ですが、

 

 

レベル 試験科目<時間>
N1 言語知識(文字・語彙・文法)・読解<110分> 聴解<55分>
N2 言語知識(文字・語彙・文法)・読解<105分> 聴解<50分>
N3 言語知識(文字・語彙)<30分> 言語知識(文法)・読解<70分> 聴解<40分>
N4 言語知識(文字・語彙)<25分> 言語知識(文法)・読解<55分> 聴解<35分>
N5 言語知識(文字・語彙)<20分> 言語知識(文法)・読解<40分> 聴解<30分>

 

基本的には、レベルによって出題される科目に変わりはないようです
試験時間は単純に、レベルが上がれば上がる程長くなりますね。

N1になると、トータルの試験時間が約3時間ですので、なかなかの長丁場です。

 

言語知識の大問

 

言語知識は、文字・語彙・文法・読解に分かれようですが、それぞれの大問は、

 

文字・語彙

漢字読み、表記、語形成、文脈規定、言い換え類義、用法

 

文法

文の文法1(文法形成の判断)
文の文法2(文の組み立て)
文章の文法

 

読解

内容理解(短文)
内容理解(中文)
内容理解(長文)
統合理解
主張理解(長文)
情報検索

 

となっていました。

全てのレベルで全ての大問が出題される訳ではないようで、例えば「語形成」はN2のみ出題。
N4とN5では内容理解(長文)は出題されないなど、レベルによって違いはあるようです。

 

聴解の大問

 

続いて聴解問題ですが、大問は以下の通り。

課題理解
ポイント理解
概要理解
発話表現
即時応答
統合理解

以上、6つの大問が用意されているようです。

聴解も言語知識同様、
概要理解は、N1~N3のみ。
発話表現は、N3~N5のみ。

と、クラスによって違いがあるようですね。

ちなみに、各クラスの大問別の狙いというのも主催者側から発表されています。
興味のある方は、こちらでご確認下さい。

 

これらを踏まえた上で

 

試験全体の雰囲気は少し分かってきました。
ただ当たり前ですが、出題される科目を文字で読んだだけでは詳細は分かりません。

次回からはこれらを踏まえた上で、問題例を確認しながら、試験内容を深堀りしていきたいと思います。

つづく

 

 

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