おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
てれこ
今日の大阪弁は、
「てれこ」
です。
この言葉は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
テレビなどでも耳にする機会があると思います。
元は関西弁ですが、最近では、関西地方以外の方も使っている場面を見かける言葉です。
意味(meaning)
大阪弁の「てれこ」は、
「逆」
「互い違い(たがいちがい)」
「あべこべ」
という意味です。
これだけだと分かりにくいと思います。
例文で確認していきましょう。
例(example)
では、例文にいきましょう。
※会社にて
上司.「あれ?この資料、我々の分とお客様の分、てれこになってないか?」(あれ?この資料、我々の分とお客様の分、逆になってないか?)
部下.「申し訳ございません!すぐに作り直します」
自分たちが確認する為の資料と、お客様に見せる資料。
それが逆になっていることに上司が気づいた場面です。
※配達を終えたドライバーが
A.「しもたっ!C社とD社、荷物をてれこに納品してしもた!」(しまった!C社とD社、荷物を逆に納品してしまった!)
C社に納品しなくてはいけない荷物をD社に。
D社に納品しなくてはいけない荷物をC社にと、入れ違いで納品してしまった状況です。
「ちょうど真逆の状態=あべこべ=てれこ」です。
まとめ
「てれこ」という言葉を聞いても、全く知らなければ意味が本当に分からないと思います。
言葉の響きなどから想像出来ませんからね。
大きな意味としては「逆になっている状態」として捉えておけば、大きく間違うことはありません。
もし大阪人が「てれこやなぁ~」と言った場合は、何かと何かが逆になっているのでは?と考えてみて下さいね。
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!