おはようございます!学猿です。

前回は、奇妙な縁にも導かれ、M先輩と一緒に働くことが決まったところまでを書きました。

 

 

今回はその続きで、最終回です。

 

引継ぎ

 

先輩の会社で働くことが決まりました。
前任者の退職日が迫っている為、時間を合わせて引継ぎを受ける必要があります。

入社予定日までは約3週間。
僕の入社と入れ替わりで前任者が退職する予定なので、入社後に手取り足取り指導を受けることは出来ません。

なるべく引継ぎを受けられる時間を取りたかったのですが、日本語教育能力検定試験が目前に迫っていた為、それはそれで悩ましいところ・・・

最終的には、前任者とスケジュールを調整して、試験前に丸一日。
試験後に丸々三日間、引継ぎを受けることにしました。

当然ながら全ての業務を引き継げた訳ではありませんでした。
それでも何とか、初日から一人である程度のことは出来るところまで仕上げて貰い、不安ながらも、入社の準備を整えることが出来ました。

 

良かった

 

先輩の会社への入社までのいきさつは、これにて終了。
自分の気持ちに気が付いて先輩にその思いを伝え、入社が決まって働き始めるまでは、本当に「あっ!」と言う間でした。

あの面接の帰り道、何故だか分からずに湧き上がってきた自分の感情の赴くままに、一気に動き始めた先輩の会社への就職でしたが、今は、アレコレ考えずに動いてみて良かったと思っています。

10年ぶりの再会の日、僕は先輩の後ろ姿を見て涙を流してしまいました。
理由は、先輩がもの凄く変わってしまったように見えたからでした。

先輩は明るくてお喋りで、漫才で言うところの「ボケ」を連発するタイプ。
みんなで集まっている時も、常に会話に中心になる存在でした。

それが、あの大きな事故や、仕事を変わるまでの色々な出来事の影響で、変わってしまっていました。
本質的な部分では昔と変わらない点も多々あるのですが、昔を知っている僕にとっては、「別人」とは言わないまでも、どこか元気がないような、どこか心から笑えていないような、そんな風に映りました。

そして、その先輩を支えている奥様も、一生懸命明るく振舞ってはいるものの、その奥には、言葉に出せない、辛さや、しんどさ、弱音を吐きたいけど吐けない苦しさがあるように感じました。

僕に何が出来るかは分かりません。
ですが、奇妙な縁で繋がった30年来の友人です。

先輩も、他の誰かに言えないことでも、僕になら言えることがあるかもしれません。
僕も、「先輩」とここでは書いているものの、人生で一番気心が知れた友人なので、言いたいことは遠慮なく言えます。

また、僕と昔話しをすることで、懐かしい、楽しい思い出が蘇ってくるかもしれません。

仕事のサポートは勿論、家のことや、精神面においても、微力でも、先輩や先輩のご家族の力になれるのなら、そんなに嬉しいことはありません。

 

これからも

 

このブログを書いている現在、入社から半年と少しが経ちました。
仕事にも少しずつ慣れてきて、全体的に何をしているかが見えてくるようになりました。

まだまだ一人では出来ないことが多いですが、ここから着実に成長して、会社の役に立てるよう頑張っていきます。

僕の今のテーマは、

「とりあえず、やってみるねん!」

です。

昨年退職を決めました。
そこから、公的職業訓練の日本語講師養成科に、高い倍率の中入校することが出来ました。
日本語教育能力検定試験に合格することが出来ました。
親友と一緒に仕事を始めることが出来ました。
ブログを始めました。
Yootubeに出演させて頂くことが出来ました。
オンライン日本語講師としてプラットフォームに登録することが出来ました。
一応ですが、日本語講師として、海外の方にレッスンを提供することが出来ました。

うまくいかないことも沢山ありますが、行動したことで現実が大きく変わったことも沢山あります。

これからも、「とりあえず、やってみるねん!」で、少しずつでも行動を積み重ねていこうと思います。

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