おはようございます!学猿です。

前回は、僕が日本語教師に興味を持ったものの、その時の状況を理由に何もせずに断念したことをお話ししました。

 

 

今回は、そこから1年8か月後に訪れた転機についてのお話しを書いてみたいと思います。

 

退職

 

 

僕に訪れた転機は、自己紹介でも書いた「退職」です。

前職の会社が、早期退職希望者を募りましたので、それに手を挙げ、退職しました。

文字で書けば何ということのない内容ですが、手を挙げる決断に至るまではかなり迷いました。

しつこいですが僕は、「高卒・アラフィフ・元スロプロ」です。

再就職がかなり厳しいのは目に見えています。

これまで積み上げてきたものが無いのですから、仕方ありません。

全ては過去の自分の行動が引き起こした現実です。

「辞めても何のアテもない」

この状況は、行動を躊躇させるには十分でした。

それともう一つ、決断を躊躇させる要因がありました。

それは、

「新婚さんだった」

です。

そうなんです!

僕は、早期退職希望者のアナウンスが出た時点で、入籍2週間の新婚さんだったんです!

これもなかなかレアな状況だと思うのですが、運命のいたずらか、絶妙のタイミングで事が起こったのです。

新婚だろうと、結婚して20年経っていようと、それ程違いはないかもしれませんが、心情的には少しブレーキのかかる状況でした。

それでも最後は退職希望を会社に伝え、そのまま退職に至りました。

最終的に手を挙げる決断に至った理由はいくつかあります

 

・変われる最後のきっかけだと思ったこと

・前職の業界に未来がないと思っていたこと

・妻の後押し

 

などでした。

そしてこの退職を機に、自分が思ってもいなかった方向に進んでいくことになりました。

 

 

頭になかった

 

 

退職時の1年8か月前は、時間がないことを理由に、日本語教師へチャレンジする一歩を踏み出せませんでした。

だとすれば、一気に有り余る時間が出来た今、再チャレンジに向けてすぐさま動き出す・・・とはなりませんでした。

そもそも「日本語教師になる」という考えが、頭の中にありませんでした。

退職して時間は一気に出来ましたが、今度は、生活の心配をする必要が出てきたからです。

「学士を取って420時間の養成講座を受講する」

そんな悠長なことは言ってられません。

会社都合での退職ですから、失業保険はすぐに給付されます。

それでも、学士を取って420時間の養成講座を受講して、就職活動に励む時間なんてありません。

これが、自身が四大卒で、420時間の養成講座を受講するだけなら考えたかもしれませんが、この状況では、選択肢にあがることすらありませんでした。

会社を退職して時間が出来たからと言って「日本語教師を目指す道へまっしぐら!」とは、なりませんでした。

 

 

再燃!

 

 

そんな考えだったにも関わらず、事態を一気に変えるものを発見します。

それは、職業訓練コースの中に、

「日本語講師養成科」

を、見つけたことでした。

妻からのアドバイスで職業訓練コースの受講を考えていた僕は、直近で受講出来る職業訓練コースの中に、何か興味のあるものはないか探していました。

その時、僕の目に「日本語講師養成科」の文字が飛び込んできたのです。

この時は「これだっ!」と思いました。

他の訓練コースは目に入りません。

もう、日本語講師養成科一択です。

自分の中でくすぶっていた「何か」に火が付いた感覚がありました。

僕はすぐさま、面接して貰えるよう手続きを始めました。

・・・その3へ続く

 

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事