おはようございます!学猿です。

前回は、6つ目のポイントである「⑥何故その投資を始めようと思ったのか?」について書きました。

今回は、いよいよ気を付ける最後のポイントです。

前回の記事↓

 

 

 

⑦NGワードが入っていないか?

 

投資、投機話で気をつけなくてはいけない最後のポイントは、

「⑦NGワードが入っていないか?」

です。

自分の親しい人が話している場合でも、自分に投資を薦めてくる人が話している場合でも、話しの中に出てきた時点でアウト!

というか、とりあえずは一旦見送った方が賢明な言葉があります。

 

絶対・必ず

 

出てきた時点でNG確定の危険なワードは、

「絶対」もしくは「必ず」です。

投資の世界に絶対はありません。

投機の世界にも絶対はありません。

当然、ギャンブルの世界にも絶対はありません。

厳密に言えば、「絶対(必ず)自分にとってプラスになる状況」というのはありません。

どういうことかと言うと、自分にとって「必ずマイナスなる状況」というのは、長期目線で見ればあり得ます。

例を挙げると、競馬というゲームにおいて全てのレースで単勝(1着になる馬を当てると的中となる馬券)という馬券を全通り買うとします。

この場合、的中率は100%。

絶対、必ずどれかの馬券は的中します。

それに買った頭数以上の倍率がつけばプラスになります。

ちなみに10頭の単勝を買ったとして、単勝オッズ11倍の馬が勝てば、そのレースでは儲かります。

たまには大穴の馬が勝って、一時的にプラス収支になることも勿論あります。

ですが、長い目で見れば確実に負けます。

競馬で負けるという状況は、ゲームに参加している人にとってはマイナスの状況です。

なので、自分にとって「必ずマイナスなる状況」というのは、長期目線で見ればあり得ます。

 

投資・投機・ギャンブルに絶対はない!

 

では逆はどうか?

「必ず儲かる」もしくは「絶対に損をしない」

こんな状況があり得るのか?

答えはNOです。

世界はとても広いので、世界のどこかにはそんな投資・投機があるかもしれませんが、恐らくありません。

例えあったとしても、いわゆる普通に生活している我々が出会う確率は、宝くじに当選する以上に低いことでしょう。

「大丈夫!絶対に損はさせないから」

「心配しないで!必ず儲かるロジックだから」

「疑う必要なんてないよ!○○さんの言うことは絶対だから」

「安心して!万が一負けた場合は必ず補償される仕組みだから」

・・・どう考えても大丈夫な訳ありません。

最早心配しかありません。

○○さんはガンジーが何かの生まれ変わりでしょうか?疑いの感情以外持てません。

誰がどうやって補償してくれるのでしょうか?他人の負債を補償してくれる奇特な人や会社がどこにあるのでしょうか?安心なんぞ出来るはずありません。

「絶対」「必ず」を、儲かることや損失が出ないことを強調するために出た時点でその話はダメです。

関わらないようにして下さい。

もしくは、そんな言葉が出てしまう心理状態になっている人は、冷静な判断が出来ていませんので、とりあえずは一旦保留にしましょう。

最後にもう一度、「投資・投機・ギャンブルに、絶対勝つはあり得ません!」

(7年間、月間収支オールプラスの元パチプロが言うんだから信ぴょう性なくないですか?一か月1回も負けなかった月なんて、ただの一度もなかったよ)

つづく

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事