おはようございます!学猿です。

前回は、「期待値」の考え方を、僕なりにさせて頂きました。
上手く伝わったでしょうか?

 

 

ここからは僕にしか書けないであろう一次情報として、元パチプロの観点から、期待値の重要性にについて書いていきます。

 

負け組

 

ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、念のためもう一度書いておくと、僕は元パチプロです。
パチンコ・パチスロを打ち、その勝ったお金だけで生計を立てていた時期があります。

この話をすると、多くの方が、

「凄いっ!」

と言って下さいます。

それはそれで嬉しいのですが、僕個人としては、特別凄いとは思っていません(勿論、その理由もあります)

そして、僕が元パチプロだと言った時によく言われる言葉の一つに、

「パチンコ・パチスロでそんなに勝てるなんて、学猿さんはギャンブル(勝負事)に強いんですね」

というものがあります。

ですが、コレは少し誤解があります。
僕個人がギャンブルに強いから、パチプロとして生活出来ていた訳ではありません。

現に僕は、パチプロになる前からパチンコ・パチスロをよく打っていましたが、思いっきり負けていました。
お給料が入ったらパチンコ屋さんに行き、多くの場合、せっかく稼いだお給料をすぐに減らしていました。
調子よく勝った時でも、その勝ったお金以上のお金を失ってしまい、給料日前になると、ジッとパチンコ屋さんに行くのを我慢するようなことが多々ありました。

典型的な負け組です。

「僕個人」がギャンブルに強いことがパチンコ・パチスロで勝ち続けられた要因であれば、パチンコ・パチスロで負けて、給料日前に爪に火を点すような生活に陥るはずがありません。

 

期待値を考えるようになった

 

でも僕は、典型的な負け組から数年後にパチプロになり、パチンコ・パチスロで生計を立てるようになります。

一体何が変わったのか?
時代背景など、他の要素も多少はありますが、最も変わったのは、

「期待値を考えるようになった」

ことです。

厳密には、最初のうちは「期待値」という言葉を知らなかったのですが、細かいことを抜きにすると、僕がパチンコ・パチスロで勝てるようになったのは、

「期待値を考えて打つようになった」

からです。

僕が元パチプロだと言った時に最も多い反応は、

「どうやって勝ってたんですか?」

です。

この答えは簡単で、

「期待値プラスの台を打ち続けたから」

です。

勿論、期待値がプラスの台を100%打つことは出来ないので、正確に言えば、

「期待値がプラスであろう台を探して打つように努め続けたから」

ということになります。

前回の記事で書いた例で言えば、当たった時のリターンが190円のゲームには参加せず、210円のゲームになるべく多く参加するよう努め続けた結果、僕は7年間、月間収支オールプラスでパチプロ生活を終えられたのです。

 

考え方を知るための通り道

 

期待値というものが、お金を賭けたゲームで勝つためにどれだけ大切なことか、何となくイメージ出来始めていらっしゃるでしょうか?
次回からは、もう少し踏み込んで、具体的な例を挙げて説明していきます。

パチンコ・パチスロに興味がない方も大勢いらっしゃると思いますが、これは考え方を知るための通り道です。
僕は、パチンコ・パチスロを打って欲しいなどとは、1ミリも思っていません。

あなたに分かって欲しいのは、期待値をキチンと考えて行動することで、それまで全く勝てなかった人間が、同じゲームで生活出来るほどに勝てるようになった。
その根幹となる大元の部分を分かって欲しいだけです。

次回は少しマニアックな話になりますが、ついてきて下さいね。

 

今日のまとめ

 

・元々はパチンコ・パチスロの負け組だった

・期待値を考えるようになってから、生活できるほど勝てるようになった

 

つづく

 

 

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