おはようございます!学猿です。

今回は、パチプロ生活に別れを告げ、社会復帰するまでの理由についての最後の回です

前回の記事↓

 

 

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労働意欲

 

5つ目のパターンは、

「労働意欲」

です。

人それぞれ考え方はあるでしょうが、パチプロという生き方には基本的に生産性がありません。

パチンコ・パチスロで勝つために行動し、勝ったお金で自身が生活をしていくだけです。

お金を使うことで社会や経済の循環に参加することは出来ますが、それはどのような仕事をしていても可能です。

中には、パチプロ稼業で家族を養っている人もいらっしゃいます。

ですので、その存在自体を全面否定はしません。

ですが、「パチンコ・パチスロを打つ」という行為自体が、誰かや何かの役に立つことはありません。

物を作る人。

物を売る人。

何かを研究する人。

サービスを提供する人。

家事を行う人。

etc

世の中の多くの仕事は、自分以外の誰かの役に立っています。

それが不正なことや違法なことでなければ、直接的でなくとも、巡り巡って、回り回って、何処かの誰かのためになっています。

パチプロ稼業は不正ではありません。

パチプロ稼業は違法ではありません。

ですが、何処かの誰かの役に立つことはありません。

パチプロがパチンコ・パチスロを打たなくても、誰も困りません。

パチプロがパチンコ・パチスロを打っても、誰も喜びません。

逆に、パチンコ店や他のお客さんからも忌み嫌われる場合がほとんどです。

そんな状況が長く続くと、心の中に、

「このままで良いのか?」

「このままじゃダメだ」

という気持ちが芽生えてきます。

社会と繋がりたい。

誰かの役に立つことがしたい。

それは「働きたい」ということに繋がります。

別に仕事でなくても構わないのですが、最もシンプルで、自身の生活基盤も守りながらということを考えると、「労働する」ということが、自然であり分かりやすいです。

この「労働意欲」が、パチプロ生活引退のきっかけにもなります。

 

満足感

 

最後のパターンは、

「満足感」

です。

これはあまり多くはないかもしれませんが、僕が引退する時はこの気持ちがありました。

以前も書きましたが、パチンコ店は営利目的で営業しています。

会社ですから当たり前です。

一般のパチンコユーザーの多くは、勝つため、お金を増やすためにパチンコ・パチスロを打ちます。

ですが、9割以上のお客さんはトータルで負けます。

そんな中、自分はパチンコ・パチスロで勝てる。

それも生活出来るほどに。

しかも一過性ではなく長きに渡って。

そもそもパチプロとして生活してくことは可能なのか?

それを実践してみた結果、十分に喰っていくことが出来た。

その結果は、何かのゲームを攻略し、クリアしたような感覚があります。

「やり切った」

その満足感が、パチプロ生活引退のきっかけにもなります。

つづく

 

 

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