おはようございます!学猿です。
前回は、僕の日本語講師としての道にとって、JLPT(日本語能力試験)の対策レッスンを提供することは、
「一筋の光となると考えている」
と書きました。
今回は、その続きです。
日本語学校で働く
僕は今現在、平日は普通の会社員として勤務しています。
いわゆる月金の勤務で、就業時間も一般的なものです。
他の仕事と比べると時間的な融通は効く方ですし、前職のパチンコ店勤務と比べると、時間的な余裕は随分出来ました。
それにプラスして最近会社の近くに引っ越したことで、通勤時間が大幅に減少。
自由に使える時間も増えました。
とは言え、普通の会社員をしながら日本語学校で働くことはかなり難しいものがあります。
実際、土曜日だけでも勤務させて貰える日本語学校を探しましたが、そもそも土曜日に授業を行っている学校を見つけることが出来ませんでした。
(厳密には、授業を行っている学校はあるのですが、土曜日勤務のみでOKの学校は見つけられなかったです)
また、本業が「終わった後で」日本語学校で働くパターンも考えてみましたが、土曜日の授業がほとんどないように、あまり遅い時間に授業を行っている学校もやはりほとんどありませんでした。
それに本業で何かあった場合、日本語学校での仕事に穴を空けてしまう可能性を考えると、アフター5での日本語学校勤務は、現実的ではありません。
ですので、今の僕には、「日本語学校で働く」という選択肢が、事実上取れません。
となると、やはりオンラインレッスンの提供が、最も現実的な考えになります。
どうすれば良いのか?
僕は今、カフェトークを使ってオンラインレッスンの提供をしています。
数はそれほど多くありませんが、レッスン回数も徐々に増えてきました。
ですが、僕が今提供しているレッスンは、ほぼフリートークのみです。
勿論、「日本語講師」として話すので、文法のミスや単語の指導はレッスンの中で行います。
しかしながら、この状況だと、かなり日本語を話せる方としかレッスンが出来ません。
実際に僕のところにリクエストを下さる生徒さんは、皆、かなり日本語が達者です。
中級者を超えて、ほぼ上級者の方達ばかりです。
ですので、「レッスン」というよりも、「お喋り」に近い内容となっています。
それで生徒さんが納得して下されば、それはそれでOKなのですが、このままでは、早晩行き詰まるのは目に見えています。
日本語講師としての成長もないとは言いませんが、かなり緩やかで、限定されたものになってしまうでしょう。
日本語学校で教えつつ、オンラインレッスンも提供する。
この形が理想形だと思いますし、講師としてのレベルアップも早くなると思います。
ですが、僕にはこの形は取れません。
ちなみに、「じゃあ今の会社を辞めて、日本語学校で勤めれば良いじゃないか!」という意見が出てきそうですが、それは現状あり得ません。
別のシリーズで書きましたが、僕は今の会社で勤めることに、ある種の生きがいを感じています。
日本語講師として活動すること以上に、今の会社で勤めることは、今の僕にとっては大切なことです。
なので、転職するという選択は、自分の意志ではあり得ません。
では、どうすれば良いのか?
完全な0初級者を教える技術もなく、第二言語を使って教えるスキルもなく、教科書を使って指導した経験もない。
そんな僕がオンラインレッスンを通して、日本語学習さんに提供できるものは何なのか?
その一筋の光となると考えているのが、JLPT対策です。
需要があるかは分からないけど・・
実際のところ、僕がJLPT対策コースを打ち出したところで、需要があるかは分かりません。
ですが、JLPT対策の為の勉強をしたい学習者さんたちが世界中にいらっしゃいます。
「僕の」という点を除けば、需要は確実にあります。
そして、日本語学校で勤めることが難しく、未だペーパー講師の域を出ない僕にとっては、「JLPT対策」に絞ってレッスンを行うことは、多くのメリットがあると考えています。
僕が勝手に感じている光明であるJLPT対策。
勿論、「何となく」ではありません。
僕なりに、現実的にプラスが多いと考えています。
つづく