おはようございます!学猿(gakuzaru・がくざる)です。
今日も新しい大阪弁を覚えていきましょう!
前回のことば↓
はよ(HAYO)
今日の大阪弁は、
「はよ」
です。
とても短い言葉ですが、短いからこそよく使われる言葉です。
知らないと聞き取れないかもしれませんので、しっかり覚えておきましょう。
意味(meaning)
大阪弁の「はよ」は、
「早く!」
という意味です。
大阪人はよく「せっかち」だと言われます。
確かに、おっとりのんびりしている人よりも、慌ただしく、急いでいるように見える人の方が多いです。
そして他の人に対しても、急がせたり、早く行動することを求めることが多いです。
そんな人はよくこの「はよ」を使います。
例(example)
では、例文にいきましょう。
A.「あんたはよ風呂入りや!」(あなた、早くお風呂に入ってね!)
だらだらテレビを見たりゲームをしたりして、なかなかお風呂に入らない子供。
そんな子供に対して、お母さんが少し怒りながら言っている言葉です。
ちなみに、子供に対してではなく、夫に対しても全く同じ言葉を同じシチュエーションで使うことも出来ます。
A.「準備まだ?はよ行かな電車間に合えへんで!」(出かける用意はまだ出来ないの?早く出発しないと、電車に乗り遅れるよ!)
このままだと、乗る予定の電車に乗り遅れてしまうよ!
早く出発しようよ!
そんな慌てている場面です。
まとめ
「はよ」は大阪人の気質(きしつ)をよく表している言葉の一つです。
本当に急がなくてはいけない場面もありますが、そうではない場面でも「はよ、はよ」と言ってくる人ももいます。
慌ててしまうと、普段なら失敗しないようなことも失敗してしまうことがあります。
もし大阪人に「はよ、はよ」と言われた時は、「かんにんな~、もうちょい待ってなぁ~」と、落ち着いて自分のリズムで行動することをおすすめします(笑)
ではまた次回、別のことばを勉強しましょう!