おはようございます!学猿です。
前回は、M先輩に自分の気持ちを伝え、そこからトントン拍子に面接?が決まったところまでを書きました。
今回はその続きです。
再会
M先輩の家には何度も泊まりに行ったことがありますが、既に引っ越ししていた為、新しい自宅(兼会社)に行くのは今回が初めてです。
先輩から聞いていた住所をSiriに伝え、iPhoneを片手に目的地に向かいます。
少し入り組んだとろこにあった為、最後は少し迷いましたが、約束の時間5分前に無事に到着。
会社の前に着くと、男性が二人、外でタバコを吸っていました。
10年ぶりになりますが、すぐに分かりましたM先輩です!
いきなり顔を見るとは思っていなかったので少し驚きましたが、すぐに「久しぶりっ!」と声をかけ、遂に10年ぶりの再会を果たしました。
一緒にいた男性は誰か分かりませんでしたが、恐らくは従業員の方だろうと思い、初対面の挨拶をして、会社の中に入りました。
ビックリ!
10年ぶりの再会を懐かしむ間もなく、すぐに社長(M先輩のお父様)にご挨拶です。
そしていよいよ面接のスタート!・・・と言いたいところですが、本当に面接なんてものではなく、挨拶の後自己紹介と昔話しを少ししただけで、
「頑張って、専務(M専務のこと)を助けてやって下さい」
と言われて、社長との面接?は終了。
今イチ状況が飲み込めませんが、どうやら採用が決まったようです(苦笑)
社長とのお話が終わった後は、コンビニで昼食を買って、先ほどのもう一人の男性と先輩とで三人で軽く昼食。
昼食を食べ終わると、何故か外回りに付いてくるように言われて、取引先の会社の方にいきなり紹介されてビックリ!
何社か挨拶に回った後は、制服を買いに衣料店に寄って、制服を作成し始めて再度ビックリ!
展開の速さについていけない中、ドンドン入社の準備が整っていきます。
かくして、僕の「先輩と一緒に働きたいっ!」という希望は、叶うことになりました。
奇妙な縁
この再会の日の後に知ったのですが、今回の僕の申し出は、先輩にとっても願ったり叶ったりのようでした。
一緒にいた男性はやはり従業員の方だったのですが、その彼が、10月31日で退職が決まっていたのです。
その為、新しい人を雇うか?業務委託するか?を、考えて決めなくてはならない状況のようでした。
業務上、どうしても車の運転が必要な場面が多々あるのですが、社長も先輩も、長い時間の車の運転が難しい状態。
特に先輩は、医師から車の運転を止められており、自転車の運転も控えなければならない状態です。
新たに人を雇うにしても、求人を出して応募を待って、そこから採用。
もし入社が決まっても、仕事を一から指導するだけの時間もありませんし、先輩もまだ万全の状態ではないので、付きっ切りでの指導は難しい。
業務委託は可能だが、経費を考えると少し採算が合わない。
でも、このままでは、会社の業務自体が上手く回らなくなる・・・さて、どうしたものか?
そんな状況の中、僕からのLINEが届きました。
まさにグッドタイミング!
従業員の方の退職日が10月31日。
僕の日本語教育能力検定試験が10月23日で、公的職業訓練コースの終了日が10月31日。
前任者とピッタリ入れ替わりでの入社が可能。
しかも、検定試験終了日から10月31日までに一週間ある為、前任者からの引継ぎも可能。
まさに、全てが計ったようなタイミング。
この時は、本当に「縁」を強く感じました。
僕は、何かに導かれるように先輩と一緒に働くことになったんだな、と思いました。
つづく