おはようございます!学猿です。

前回は、新しく国家資格となった登録日本語教員ですが、現時点では資格保持者は0であること。

文化庁からの公式発表はあるものの、まだ何かが正式に動き出していないこと。

なので、今は最新の情報を集めつつ、無駄にならない準備をしておくことが良いのでは?と考えを述べました。

今回は、では具体的に何を準備しておけば良いのかについて意見を述べます。

 

前回の記事↓

 

 

 

 

大きく分けると

 

国家資格「登録日本語教員」についてですが、もの凄~~~くざっくり言ってしまえば、

「実技と筆記、どちらの試験もパスしてね」

ということです。

自動車運転免許証の取得をイメージして貰えれば、雰囲気は掴めます。

運転免許証を取得する為には、車を運転する技術を学ぶと同時に、交通ルールなどを座学で学びます。

「実技と筆記」の両方の試験をパスすることで、国が求める水準をクリアしたことが証明され、晴れて免許が交付されます。

今回出来た「登録日本語教員」についても、そんなイメージです。

「実技と筆記」両方の試験をパスする必要があります。

 

実技

 

実技については、運転免許取得の為に通う教習所にあたるような養成機関があります。

そこに通うことで、基礎試験が免除になります。

そして通う養成機関によっては、最後の実習研修も同時に受けることが出来る機関も出来る予定です。

ですが現時点で、それらの養成機関どこにどれだけあるのか?

養成機関に通うための費用や期間はどれぐらいなのか?

その辺りに確定した枠組みは出来ていないと思われます(調べましたが、僕には見つけられませんでした)

それに、都道府県によって養成機関の数も大きく変わると思われますので、お住まいになられている場所によって、通学にどの程度かかるのか?

なども、人により場所により様々なので、一概に言えない状況です。

実技については、自分の住んでいる地域を中心に、養成機関がどこにあるのか?などの情報収集。

加えて、その養成機関に通う為に必要となる費用の用意。

この辺りを準備しておくのが、現段階ではロスのない行動だと考えます。

 

筆記

 

筆記については、もう少し具体的に決まっています。

今年20204年は、11月17日に初となる日本語教員試験が行われる予定です。

8つの地域9つの都道府県で開催が予定されています。

まずは、この試験の受験準備に取り掛かっておくのが良いでしょう。

が。

こちらの試験は今年が初めてとなります。

ですので、試験内容について正確なところは分かりません。

しかしながら、昨年12月に模擬試験を行った内容、また省庁の担当者の発言を元に考えると、今までにあった「日本語教育能力検定試験」と出題範囲はほぼ同じであると考えられます。

それに、模擬試験を受けた方がの感想及び、省庁担当者の「難易度についてはそこまで心配なされなくても大丈夫」という発言から推察すると、従来の日本語教育能力検定試験に比べると、問題の難易度は下がることが予想されます。

以上の推察が的を射ていると仮定した場合、筆記の対策としては、

 

・筆記対策は、とりあえず今年は日本語教育能力検定試験対策と同じでOK

・具体的に何を参考にすれば分からないなら、通称「赤本」と呼ばれる「日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド」と過去問で勉強してみましょう

・日本語教育能力検定試験に受かるかも?ぐらいのレベルであれば、恐らく日本語教員試験には余裕を持って合格できると思われます

 

ちなみに、日本語教育能力検定試験も10月27日に実施される予定です。

 

まとめ

 

・登録日本語教員になる為には、実技と筆記をクリアする必要あり

・自動車免許証取得をイメージしてみて

・養成機関は、各自最新情報を仕入れるようにして

・養成機関に通う費用は貯めておくのがベター

・筆記試験は11月に開催予定

・今年は、日本語教育能力検定試験受験対策と同じでOK

 

 

次回は、少し宙に浮いた感がある、日本語教育能力検定試験について少し考察します。

※このブログ記事は、学猿が調べて汲み取った内容及び、個人的見解が含まれています
正確な情報を知りたい方は、必ず一次情報である文化庁の発表内容を確認して下さい

つづく

 

 

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